はじめに
Apple Watchの使い道として色々な人が真っ先に挙げるのが「iPhoneを取り出さずに通知を確認できる」というものだとおもいます。
しかし、「そもそも通知がほとんど来ない」私のような人は全く恩恵を感じません。
今回はそんな私がApple Watchを現在進行形で活用しているなかでどのような用途で使っているのか、その活用法を6つお伝えしようと思います。
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活用法
その1:アクティビティトラック
よくある活用法ではありますが、これは通知が来ない私がApple Watchの購入に踏み切った理由でもあります。
昨今の自粛ムードのなかではどうしても運動がおろそかになりがち。私も体重が数キロ増えていて、運動の必要性を感じていました。
Apple Watchでは毎日3種類の目標(消費カロリー、運動時間、定期的な起立)を達成するよう促してきます(もちろんオフにすることも出来ますし、目標を下げたりも出来ます)。
これにより、今までは少し筋トレや歩いただけで満足していた運動量が、医学的に見ると実は足りなかったということがわかるようになります。
といっても厳しい条件ではなくて、30分以上の運動など少し努力すれば毎日達成できる程度のものなので、なんとか頑張れています。
その2:ロック解除
Apple WatchによってパスコードなしでのMacのロック解除や、マスクをした状態でのFaceID付きiPhoneのロック解除が可能になります。
特にiMacやMac miniなどのTouch IDが付いていないMacを使用されている方はApple Watchを導入することによって毎回のパスコード入力が完全に無くなるのでおすすめです。
セキュリティ上も、ロック解除されたApple WatchがMacの近くにあることが条件になっているので問題ないかと思われます。
その3:乗り換え案内
はじめての場所に行く際、電車の乗り換え案内をスマホで下調べしてから家を出ると思いますが、Apple Watchではスマホで調べた経路が自動で同期されるので簡単に表示させることが出来ます。
多くの場合は次に発車する時間を確認するためなどで何度も乗り換え案内を開くわけですが、そのたびにスマホを開くのは正直面倒です。
その点、Apple Watchであればアプリをずっと開いておくことで、腕を持ち上げるだけで確認できるので非常に便利です。(どのアプリを開いていても右上には常に時間が表示されるので、次の電車が出発するまであと何分あるかがすぐにわかります)
Apple Watchアプリがリリースされているかどうかなどアプリによって機能に差が出てしまうと思いますので、注意しましょう。
私が使っている乗り換え案内アプリのリンクを貼っておきます。上記で挙げた機能がすべて無料で使えます。
https://apps.apple.com/jp/app/%E4%B9%97%E6%8F%9B%E6%A1%88%E5%86%85/id299490481
その4: SuicaとPASMOの使い分け
皆さんはSuicaとPASMOのどちらを使っているでしょうか?
住んでいる地域によってはicocaなど別の電子マネーを使っている方もいるかと思いますが、とりあえず首都圏について書いていきます。
SuicaとPASMOのどちらもポイントサービスを展開していて電車に乗るだけでポイントが貯まっていくのですが、当然ながらポイントが貯まる路線はそれぞれ限定されています。
Suicaの場合はJR系列の路線のみ、PASMOの場合は東京メトロ系列の路線に乗ったときしかポイントが貯まりません。
そのためスマホにはSuica、Apple WatchにはPASMOを入れてそれぞれ使い分けるようにしました。
iPhoneには「エクスプレスカード」という自動で支払いされる交通系カードを設定できるのですが、SuicaとPASMOの両方を同じiPhoneに入れてしまうとエクスプレスカードに設定していないカードを使う場合はいちいちWalletアプリを立ち上げて支払いするカードを選択しなくてはいけません。
その点、iPhoneとApple Watchにはそれぞれ別々のエクスプレスカードを設定できるので、いちいちWalletアプリを立ち上げなくても支払いする端末を変えるだけで使い分け出来ます。
その5:音楽再生
私は普段、SpotifyとApple Musicを併用しています。
普通に町中を散歩したり曲を聴く際はSpotify、ランニングなどiPhoneを持たずにApple Watchだけで行動したいときにはApple Musicを使用しています。
Spotifyで適当なプレイリストを再生しているとき、「良い曲だな」と思ってお気に入りの曲に追加したいときがあると思いますが、いちいちスマホを取り出さずにApple Watch上で2ステップで出来る(文字盤に表示されている再生中のアプリへのショートカットをタップ→ハートマークをタップ)ので、とても楽です。
その6:睡眠トラッキング
最後に紹介するのはベタではありますが睡眠トラッキングです。
私は有料のAuto Sleepを使っています。
Auto Sleepで頻繁に使うのは2つ。
1つは「睡眠バンク」機能
健康に生活できる睡眠時間に週平均の睡眠時間を近づけるために、何時くらいに寝て何時に起きれば良いかといった指標を提示してくれます。
日本人だとどうしても睡眠時間が減りがちになってしまいますが、睡眠の量や質が良くないと次に紹介する「今日の快適さ」にも影響が出てしまいます。
2つ目は「今日の快適さ」表示
これは、睡眠の深さや心拍の変動などから睡眠の質を分析し、一日の「快適さ」を教えてくれる機能です。
例えば睡眠時間が短かったり、長くても深く眠れていないと朝から一日中妙にイライラしたり、集中力が続かなかったり、日中に眠くなったりします。その状態を朝から予言して教えてくれる機能なんです。
この快適さを前日の自分の行動と照らし合わせれば、寝る直前にこれをすると睡眠の質が下がりやすくなるみたいなことがわかってきて、自然と睡眠の質を上げることが出来るようになります。
実際、「今日の快適さ」の数値が高いと作業効率もかなり良くなるので良い機能だと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
通知が来ない人でも十分に使いこなせるとわかっていただけたかと思います。
ただ、私の場合は自分の健康管理のために使っているので、他の機能はあくまでも副次的なものとして考えています。
使い始める前は機能面についてあまり期待していなかったので使い始めてから「こんなことも出来るのか!」という驚きが沢山あったのですが、逆に言うと大したことが出来なくても健康管理のために使おうと考えていました。
購入を迷われている方はあまり期待しすぎず、慎重に考えることをおすすめします。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。