はじめに
eGPUとは、外部接続可能なGPUを指します。
パソコン購入時は満足いくスペックでも買ってから月日が経つごとに次第と性能は他機種と比べて低くなっていくものですが、eGPUを導入することでグラフィック機能だけは最新のものに入れ替えて使うことが出来るわけです。
しかし、Windowsと違ってMacの場合はAppleが対応してくれるまでは最新のものを使うことが出来ません。
昨年発表、発売されたRadeon RX6000シリーズも同様で、従来のGPUより格段に性能が向上しているにもかかわらずApple側が対応していないため使うことが出来ませんでした。
今回、Appleが対応したことでそれらのRadeon RX6000シリーズを導入可能になったため、紹介致します。
Mac対応のRadeon RX6000シリーズ
以上の3機種です。
RX6700やRX6700XTは含まれていないので注意してください。
また、macOS Big Sur 11.4以降をインストールしているintelプロセッサを搭載したMacである必要があります。
インストールしているmacOSが11.4より前のバージョンであったり、m1をはじめとするApple Siliconを搭載したMacでは使えないのでご注意ください。
ソースは以下に貼っておきます。Apple公式のサポートページ(日本語)です。
Mac × RX6000シリーズでの注意点
1. シリーズの中で対応していないモデルがある
これはRX5000シリーズでも同様(RX5800シリーズは対応していない)ですが、RX6000シリーズでも一部対応していないモデルがあります。
それがRX6700シリーズです。
Appleの動作保証外となるため、接続しても動かない可能性が高いです。
2. GPUに搭載されているUSB-Cポートの使用は推奨されていない
GPUからの映像出力端子はHDMIポートやDisplay-Portが主流ですが、最近のハイエンド製品だとUSB-Cポートが搭載されている例もあります。
しかしAppleのサポート曰く、ディスプレイをGPUのUSB-Cポートに接続するとディスプレイをスリープから解除する際に問題が生じることがあるとしています。
そのため、RX6000シリーズを使用する場合はUSB-Cポートは避けるようにするとよいでしょう。
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おわりに
いかがでしたでしょうか。
BootCampなどでWindows環境でも使う方の中には、はやく最新のGPUに対応して欲しいと考えている方も多かったと思います。
これで心置きなく最新GPUをつかえますね。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。