はじめに
私はWindows10のパソコンを何台か使ってきましたが、共通してとある現象が発生することがあります。
その現象は
「使用中にいきなり画面が消える」
というものです。
文字入力やカーソル移動などパソコンを操作している際にもこの現象が発生するので、そういった場合は体感的には「使用中に急にロック画面になる」現象となります。
資料作成などの作業中なら改めてロック解除するだけなのでまだ良いのですが、会議中やオンラインゲーム中など即時性が求められるタイミングで発生してしまうこともたまにあり、解決が急務となっていました。
ネット上によくある基本的なことは全てやっても改善しませんでしたが、なんとか原因を見つけ直すことができました。
そこで今回は自分で発見した原因と解決策を共有したいと思います。
全ての人に当てはまるものではないかもしれませんが、参考になるかと思います。
解決前に試したこと
まずは実際の解決策を見つける前に試した様々なことを簡単に列挙します。
ここに列挙することをやっていない場合は先に試してみることをお勧めします。
- PCの再起動(高速スタートアップ無効状態)
- Windowsの設定から時間経過で画面がオフになる設定、時間経過でスリープになる設定を確認
- Windowsの設定内のスクリーンセーバー設定で、スクリーンセーバーを「なし」、「再開時にログオン画面に戻る」のチェックを外す
- Windowsの設定のサインインオプションの「サインインを求める」と言う項目の「PCのスリープを解除する時間」を一度「常にオフ」にしてからまた戻す。
- コントロールセンターからディスプレイの電源を切る時間、コンピュータをスリープ状態にする時間を確認
- Windowsを最新のバージョンにアップデート
- ディスプレイドライバを最新のバージョンにアップデート
- GPUドライバを最新のバージョンにアップデート
本当の原因と解決策
それでは、私の場合の原因と解決策です。
私の場合は
GPUのドライバの不具合
が原因でした。
GPUドライバはNvidia製のGeforce ExperienceやAMD製のAMD Softwareなどがあります。
とくにAMD Softwareは不安定になりがちと言われており、私が使っているGPUもAMD製のものでした。
GPUドライバが原因の場合は、GPUドライバを一度アンインストールしてからもう一度入れ直すことで解決します。
GPUドライバのアンインストール方法はネット上にいくつか上がっていますが、私はいつも「コントロールパネル」から「プログラムのアンインストール」に進んでアンインストールしています。
私の経験上、ただドライバ更新しただけで直ったことはありません。
一度消してから最新版を改めて入れ直した方が無難です。
特に必要ないのであれば、Windowsの標準ドライバだけで動作させてもいいと思います。独自機能などは使えませんが、Windowsだけでも画像は映ります。
なお、GPUドライバの不具合は放置していると画面が全く付かなくなるなどの症状にまで悪化するケースがあります。
そうなるとBIOS経由で一度初期化をかけるしかなくなる場合もあるので気をつけましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。