はじめに
基本的にGPUを付けたり外したりすることはあまり頻繁にしない作業です。
私の場合、バックプレート付きのGPUと巨大な空冷CPUクーラーの合わせ技でGPUの取り外しが非常に困難となっており、余計に外す機会がありませんでした。
しかし、長期間使っているといずれは外す機会が訪れるというもの。
私もwifi機能を追加するためにGPU下のm.2スロットにアクセスしなければならなくなりました。
もちろんラッチまで指が届くはずもなく、割り箸を使っても力を込めにくいと言う状態。
そして破壊覚悟で思いっきり力を入れてもまったくラッチが動く気配がなかったのです。
本当はCPUクーラーを取り外せばGPUのラッチにアクセスしやすくなるのですが、CPUグリスのことなどを考えるのが非常に面倒で取り外したくはありません。
その後、GPUをなんとか取り外すことに成功しました。
今回は自分用の備忘録も兼ねて、GPUのラッチをいくら強く押しても動かない、押せないときの対処法について書いていきます。
原因
強く押しても動かないと感じる時の私が遭遇した原因です。
実はラッチの深さは意外と浅いことがあり、すでにロックが外れていることがあります。
一旦GPU本体をグッと押し込んでみてラッチが動くようなことがあれば、押し込む前のラッチは外れていたと考えて大丈夫です。
では、ラッチが外れていたのに何故外せないのか。私が当てはまった原因をいくつか挙げます。
いずれの理由もかなり初歩的なものですが、特にネジ止めの外し忘れは私も3回くらいしてしまうほど忘れやすいものです。
一度確認してみた方が良いでしょう。
対処法、ラッチの外し方
マザボをPCに取り付けたまま作業をしている場合はGPUが地面に対して水平の状態になっているはずなので、特にGPUを押したり引いたりせずにラッチを押し込みます。
そうすると少しだけラッチが動く=ラッチが外れるため、あとはGPU本体をグリグリ動かしながら取り外せばOK。
もしPCを寝かせるなどしていてGPUが地面に対して垂直の状態になっているとGPUの自重で沈んでいきラッチを外しても自然とまたロックがかかってしまう可能性があります。
そういった状態のときは若干上向きの力をかけながらラッチに力を加えます。
ここでポイントなのは、上向きの力を強くしすぎないところです。
GPUを外す方向に力を加えすぎるとラッチが動かないことがありました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
主に私自身の備忘録的に残してありますが、この記事が参考になれば幸いです。
それでは。