はじめに
トラックボールマウスのM570やM575、便利ですよね。
腕の動きは最小限なままに様々な作業をすることができます。
しかし、長期間使っていると偶に挙動がおかしくなってしまうことがあると思います。
ボールを動かしているのになぜか動きが鈍かったり、トラックボールを動かしてからカーソルが動き始めるまでにタイムラグがあったり。
一瞬、寿命では無いかと考えてしまいがちですが、ほとんどの場合は故障以外の原因、理由から発生している現象のためちょっとした手入れで完全に解消できます。
今回はそんなトラックボールマウスの長期間利用によって挙動がおかしくなった時の原因や対処法を書いていきます。
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対処法
やり方1 : 電波環境を疑う
1つ目としてあげるのは周囲の環境です。
無線のトラックボールマウスは主に2種類に分けることができます。
1つ目はPCに受信機を挿して使うタイプのもの、もう1つはBluetoothを用いるものです。
受信機を使う場合は、受信機とマウスの距離が離れすぎていたり、受信機とマウスの間に大きな障害物などがあるとカーソルを安定的に動かすのが難しくなります。
また、Logicool製品の場合はUSB3.0のポートとの相性が悪いらしく、USB3.0対応ポートに受信機を挿すと挙動がおかしくなる場合があるそうです。
この場合はUSB2.0対応の延長ケーブルやUSBハブなどで解消することができます。
やり方2: 電池切れを疑う
2つ目に電池です。
電池切れ、バッテリー切れになった状態というのは挙動の不安定化の原因です。
例えばトラックボールを動かしてからカーソルに反映されるまでに時間がかかるのは電池切れのせいかもしれません。
妙に挙動が遅いなどの現象が見られた場合は電池切れを疑ってみましょう。
やり方3 : ボール周りが汚い
3つ目はトラックボールそのものです。
長期間使っていると指の皮脂や埃などによって、ボールの動きを検知するセンサーが汚れてしまったり、トラックボールを支える土台が埃で覆われて動きが悪くなるなどの障害が発生することがあります。
特定の方向に動かす時だけ挙動がラグくなったり、カーソルが全然動かなくなった時などは、とりあえずボールを取り出して衣服などの布で拭き、マウス本体側のセンサーも合わせて布で拭いて手入れをしましょう。
やり方4 : ソフトウェア側のバグ
4つ目として挙げたいのはバグです。
M570くらいの成熟した機種であれば可能性としては若干低いのですが、やはりバグは発生しうるものとして考えなくてはいけません。
とりあえずパソコン本体を再起動し、マウスも一旦電源を切ってから入れ直すというような動作をさせるとうまく行くかもしれません。
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
ほとんどの場合は上記の対処法で直ると思いますが、本当に故障している場合もあります。
その場合はおとなしく買い替えるか修理に出すしか無いでしょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
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