【E7H】感度を下げても障害物検知機能が誤作動する時の原因と対処法【FlexiSpot】
はじめに
電動昇降デスクと言われて真っ先に名前が上がるブランドの一つがFlexiSpotだと思います。
購入時には様々なラインナップから選ぶことができ、
脚だけでもエの字・コの字・その中間・低価格モデル等々、天板に至っては材質から大きさまで選べるほか持ち込みも可能な点がいいところと言えるでしょう。
特にE7Hの脚部は耐荷重が160kgと、他の電動昇降デスクではなかなか見ない数字を叩き出しており、安心感につながっています。
しかし、この記事を開いたということは、肝心の電動昇降機能で不満があるということでしょう。
FlexiSpotのE7、E8、E7Pro、E7Hなど高価格帯の脚部には障害物検知機能があり、
昇降中にケーブルが引っかかったり椅子を潰しそうになると自動で検知して動作を止め、少し逆向きに動くという安全装置が搭載されています。
しかし誤検知することもしばしば。
FlexiSpot社側も環境によっては誤検知する、ということを認識しているらしく、障害物検知機能の感度を調整できるようにしてくれています。
調整の幅としてはレベル1、2、3、検知オフの4段階用意されており、誤検知に悩む人は最も鈍いレベル1にすることが多いかと思います。
しかし、レベル1でも誤検知が多いのではないでしょうか?
(なお、障害物検知の感度は上ボタンと下ボタンを同時に長押しすることで変更できます)
私自身、同じ現象に悩まされていました。
特にデスクを上げるときに何回か誤検知で高さが戻ってしまい、たまに成功するような感じです。
これだとモーターに負荷がかかっていないか心配になりますし、そもそも使い勝手が悪くなってしまいます。
しかし、今回誤検知の理由とどうすればいいかがわかったので皆さんに共有します。
ただし、あくまでも私のケースです。皆さんの環境ではまた別の要因があるかもしれませんので、参考程度にご覧ください。
誤検知の原因と対処法
磁力の問題
Flexispotのフレームは鉄製のため磁石がくっつきます。
そのためマグネットクリップなどでケーブルの整線をする人もいるかと思いますが、
実体験としてモーター部分やコントローラ付近にマグネットをつけた状態だと障害物の誤検知をしやすくなります。
思い当たるフシがある場合、まずはこのモーター・コントローラ付近のマグネット設置を改善してみることをおすすめします。
マグネットを撤去しても誤検知が続く場合は次の対処法を参考にしてみてください。
磁力で解決できない場合の原因と対処法
ここから先はマグネットの除去で解決できない場合の話です。
マグネットは明確に誤検知に影響しているので、マグネットを除去しない場合は以降の対処法を試しても大した効果はないでしょう。
では本題に入ります。
私はFlexispotの中の人ではないのであくまでも推測にはなりますが、
障害物を検知する仕組みはモーターへの負荷の大小ではなく「昇降速度が閾値を下回った時」ではないかと思います。
そのため、天板の上に重たいものが大量に載っていると、必然的に天板を持ち上げる速度が落ちて障害物に引っかかったと誤検知してしまうのです。
(障害物検知の感度は、この速度の閾値を調整しているものと思われます)
しかし、ここで皆さんは疑問に思うでしょう。
「E7Hは耐荷重が160kgもあるのに、なぜ天板上に置いている物の重量が制約になってしまうのだろう』
と。
ここで、もう一つのFlexispotの隠された仕様(私の推測)が関わってきます。
それは、「最後に昇降してから時間が経つとデスク中央に固定しているコントローラ内のコンデンサの電荷が開放される。= 時間をおいて昇降ボタンを押すと、数秒間はモーターの力が弱い」というものです。
皆さんもやってみると分かるかと思いますが、
時間をおいてからいきなり昇降ボタンを長押しした時と、昇降ボタンを1、2回ほど短押しして数秒待ってから昇降ボタンを長押しした時で、昇降速度が違います。
そう、最後の昇降から時間が経った状態で昇降しようとすると電圧が足りずにモータのトルクが出ていないのです。
この「モーターのトルクが出ない状態」&「天板上が重たい状態」 の2要素が組み合わさることで、先述したように昇降速度が障害物検知機能の閾値以下になってしまい、障害物にぶつかったと判定されてしまうのです。
そのため、この障害物誤検知の解決法はただ一つ。
「昇降する前に昇降ボタンを短押しして少し動かす」です。
こうすればFlexispotのコントローラに電荷が溜まって十分な電力をモータへと供給できるようになるはずです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の件が初期不良ではなく仕様なのであれば、根本的な解決にはFlexispot側の設計変更が必須だと思います。
ただ、当座の対応としては以上のやり方で十分ではないかと思っています。
(初期不良だったとしても、もう一回机をバラして送り返し、戻ってきたコントローラを組み立て直すほどの気力は今のところ私には無いです)
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。