はじめに
皆さんはiPhoneを購入する際にAppleCare+に加入されましたか?
AppleCare+は2年間の間、端末の修理費用が回数制限付きでかなり安くなる有料サービスで、修理の際に代わりの新品を使うことができるといった付加サービスもあります。
しかし、「私はiPhoneを落としたり傷つけたりしないよ」という方にはあまり魅力の無いサービスでもあります。
私もその一人で、いままでスマホの画面を割ったことが無かったので本来であればAppleCare+に入る動機はありません。
そんな私がAppleCare+に入ったのはひとえに「バッテリー交換が無料になる」というメリットがあったからでした。
AppleCare+に加入する金額を考えてもお得にバッテリー交換できるため、長く使用することを目的に2年経ったらバッテリー交換しようと考えてAppleCare+に入ったのです。
しかし、規約が変わりまして安くバッテリー交換するのはそう簡単ことではなくなってきたので、今回はそのことについて紹介していきます。
バッテリー交換が無料になる条件(AppleCare+加入時)
「バッテリーの最大容量が80%未満のiPhoneのみ」
これが問題の条件です。
設定 → バッテリー → バッテリーの状態
でバッテリーの最大容量を表示できます。
この最大容量は新品でのバッテリー性能を100%として、充放電にともなうバッテリーの劣化をパーセントの減少という形で表現したものです。
ここで表示される最大容量が80%以上の場合はAppleCare+に入っていてもバッテリー交換が通常料金になってしまうというのです。
ソース↓
Appleのバッテリー交換サイトを見てみると、AppleCare+の「保証対象」は0円となっています。
この保証対象が容量80%未満ということになります。
普段使いでどれくらい容量が減るのか
では、実際に使っていく中でどの程度バッテリーの容量が減るのでしょうか。
私の場合、現在のiPhoneを使い始めて21ヶ月ほど。
充電はほとんどワイヤレス充電(qi)を使っていて、夜は充電台に置きっぱという割とバッテリーにとっては過酷な環境です。
そんな私のiPhoneの現在のバッテリー容量は「88%」。
これから3ヶ月程度であと8%削るのはかなり厳しいです。
もちろん、気温などの環境によっても最大容量の減りは変わってくるとは思いますが(砂漠のような暑い場所であればバッテリーにダメージがいきやすい)、ほとんどの方にはAppleCare+が適用される2年の間にバッテリー容量を80%未満にするのは至難の業といえるでしょう。
~追記~
その後、約3ヶ月経ちましたが80%をきることは無かったです。
2年使った際のバッテリー状態については下記の記事にまとめています。参考までに。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この規約の変更によって、バッテリー交換を目的としたAppleCare+の加入はほとんどの人には無意味なものとなってしまいました。
皆さんも注意しましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。