はじめに
パソコンをスリープから解除して起動した際、どうしてかすぐにネットに繋がらず通信出来ないことはありませんか?
見たいサイトをすぐに開けなかったり、ソシャゲをすぐに始められなかったりと通信出来ない場合のデメリットは数多くあります。
私自身、以前はスリープ解除してから1分程度通信出来ないという現象が発生していたのですが、調査の結果として直し方が判明したため、今回は皆さんにシェアします。
ただし、あくまでも私の環境で直った方法というだけですので、必ず全員に有効とは限らないことはあしからず。
対処法
4つほど対処法があります。
上から1つずつ試していって、直らなければ次の対処法も実施してみるような形でやってみてください。
なお、最終手段として5つ目の方法も記載しています。
1. ルータのQoS設定を切る
ルータの中にはQoSといって、ルータに接続している端末ごとに通信速度を制限したりする機能が付いています。
一度に通信可能なデータ量には限りがありますから、重要度が低い通信や端末が占有しないように設定出来るわけです。
ただ、QoSの掛け方にもよりますがMacアドレスでもかけられる場合ルータを介してインターネット通信を再開しようとしたタイミングでQoS対象の機器かどうかの判定をしなければならず、通信できるようになるまで一定程度タイムラグが発生する可能性があります。
まずはルータのQoS設定自体をオフにしてみて、状況が改善するか確認してみてください。
2. スリープ時のインターネット低速化を切る
対象のWindowsPCがスリープ中にルータの設定に入った際、PCと接続しているルータのポートが通常よりも低い速度でリンクしている(通常は1000Mbpsで接続しているはずがスリープ中だけ100Mbpsで接続しているなど)ことがあります。
これは、スリープ中に有線LANのリンク速度を低下させるWindowsの設定によるものです。
この設定を変更してリンク速度が変わらないようにすれば、スリープ解除後にすぐにネットに繋がるようになるかもしれません。
やり方は次の通りです。
- Windowsボタンを押してスタートメニューを開いた状態で、「ネットワーク」と入力して検索欄に出てきた「ネットワーク接続の表示」(デバイスマネージャー)をクリック、起動する。
- 実際に利用している有線LANのアイコンをダブルクリックする。(おそらく「イーサネット」と書かれているアイコンのどれか)
- イーサネットの状態というウィンドウが出ているはずなので、「プロパティ」ボタンをクリックする。
- イーサネットのプロパティというウィンドウが出ているはずなので、「構成」ボタンをクリックする。
- 「詳細設定」タブを開き、
- 「WOLとシャットダウンリンク速度」をクリック、右側に値を選ぶエリアがあるはずなので、「速度低下ではない」を選択。
- 「EEE Max Support Speed」をクリック、右側に値を選ぶエリアがあるはずなので、自分のLANの速度上限(多くの場合は1.0 Gbps フルデュプレックス)を選択。
3. ルータとの接続(リンク速度)を固定する
この方法は、ルータと有線LANで接続する際にリンク速度やduplexを固定するというものです。
通常、ルータとPCはそれぞれ「auto」設定で接続しており、お互いが自分の環境の情報を交換することで1000Mbps/Fullでリンクを確立したり、少し昔のLANケーブルを使用していることを検知すれば100Mbps/Fullでリンクを確立したりと臨機応変に設定を変えています。
スリープから復帰した際に再ネゴシエーションが走ることで通信可能になるまで時間が掛かってしまう可能性がありますので、ネゴシエーションしなくていいようautoから固定設定に変えてしまいましょう。
現在は1000/Fullが殆どですので固定してしまっても大きな問題はありません。
(ルータやLANモジュール、ケーブルをアップグレードするなどで変更がある場合は、固定する設定もアップグレードしてあげれば大丈夫です)
ただし、1点注意点としては再起動時に設定がリセットされる模様です。
持続的なやり方ではないでしょう。
やり方は以下の通りです。
- Windowsボタンを押してスタートメニューを開いた状態で、「ネットワーク」と入力して検索欄に出てきたネットワーク接続の表示(デバイスマネージャー)をクリック、起動する。
- 実際に利用している有線LANのアイコンをダブルクリックする。(おそらく「イーサネット」と書かれているアイコンのどれか)
- イーサネットの状態というウィンドウが出ているはずなので、「プロパティ」ボタンをクリックする。
- イーサネットのプロパティというウィンドウが出ているはずなので、「構成」ボタンをクリックする。
- 「速度とデュプレックス」をクリック、右側に値を選ぶエリアがあるはずなので、自分のLANの速度上限(多くの場合は1.0 Gbps フルデュプレックス)を選択。
4. ルータのIPアドレスのリース時間を変更する
特にルータやパソコンに細かい設定を入れていない場合、パソコンが使用するIPアドレスは変動制(DHCP)です。
このDHCPではルータにネットワーク的に接続したタイミングで初めてルータからIPアドレスをPCに対して払い出します。
この際、PCがインターネットにアクセスする際にまずどのアドレスに通信を投げれば良いのかというゲートウェイアドレスもPCに伝達します。
つまり、逆に言うとこのDHCPによるアドレス払い出し(リース)が終わるまではPCがインターネットにアクセスすることができません。
もちろん通常は高速に実行されますし、アドレスの払い出し時間(リース時間)が12時間など長めに設定されていればスリープモードにしてしばらく経ってもIPアドレスやゲートウェイアドレスの設定がPCに残ったままになります。
しかし、何かの不具合でDHCPの払い出しに時間がかかったり、リース時間が極端に短かったりするとインターネット接続が遅いと感じる要因になりうるのも事実です。
リース時間はルータ側の設定で変更できるので、試しに長めに設定するなどやってみるのがいいでしょう。
5. Wifiだけで接続する
はい。
最終手段ですが、Wifiだけで接続すれば再ネゴシエーションも必要ないのでスリープ復帰時にすぐにネットに繋がるようになるでしょう。
お手持ちのスマホなどと同様です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この手のネットワーク周りは様々な外部要因が絡み合って発生している問題だったりもするので、中々ピンポイントで対処するのが難しい側面もあります。
しかし、スリープ復帰後すぐにネットに繋がらないと大変不便なのも事実。
この記事の内容で解決することを祈っています。
それでは。