はじめに
先進的なデザインのPS5と一緒に発表されたこのワイヤレスヘッドセット。
やはり目玉は3Dオーディオ性能だと思いますが、正直なところPS5のゲームを遊んでみてもあまり良さが生かし切れていない印象。
むしろミュートスイッチがあったり、ゲーム音とボイスチャット音のバランスを調整できるスイッチがあったりとボイスチャット(以下ボイチャ)周りの機能の充実ぶりが光っています。
今回はその中でも実際に使ってみないとなかなか気づかない「マイクモニタリング」についてどんな機能か紹介します。
マイクモニタリングの必要性(何のためにオンにするか)
Sony公式の製品紹介ページを見てみると、「自分の声がチームメイトにどう聞こえているか簡単にチェックできます」と書いてあります。
ですが、そんな機能必要なのか疑問ですよね。
ボイチャは電話に近い物ですが、スマホで電話しているときに自分の声が相手にどう聞こえているか気になるなんて思った方はいないはずです。
私もそう思って最初の頃はスイッチをオフにしたまま使っていました。
しかし、ふと気が向いてオンにしてみたところボイチャがとても快適になったんです。
くぐもった感じがなくなる
ヘッドホンをつけていたり、手で耳を覆った状態で喋ると自分の声がくぐもって聞こえます。
これは耳から入ってくるはずの自分の声が遮断されて、声帯から骨を経由して鼓膜に伝わる音だけを感じるからです。
軽く会話する程度であれば自分の声が多少くぐもっていても問題は無いのですが、数時間ずっと喋るような場合、普段と異なる環境ということもあって頭が疲れやすくなるんです。
ここでマイクモニタリングをオンにすると、自分の声がヘッドホンからも流れるのでヘッドホン無しで喋っているときと同じような感覚になることができるんです。
感覚的には、最近のワイヤレスイヤホン(AirPods proなど)によくある「外音取り込み機能」をオンにしたイメージです。
これは結構大きい違いで、私も以降はオンにしっぱなしで運用しています。
まとめ
ということで、マイクモニタリングの必要性について書いてきました。
結果としてはものすごい有用!という形です。
喋っているときに自分の声がくぐもって聞こえない、ヘッドホンをつけていないような感覚で喋ることができるというのは、ボイチャの違和感に気を取られずにゲームに集中できるということを意味します。
皆さんも購入を検討される際はマイクモニタリングスイッチをオンにしてみてください。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。