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Macbookで音声入力が出来ないときの原因と対処法

はじめに

Macbookを日常的に使われている方は、一度は音声入力を試みたことがあるのではないでしょうか?
ファンクションキーの1つにマイクマークが印字されており、押すことで音声入力が起動する事になっています。

 

しかし、該当のキーを押しても音声入力が起動しないことがあるはずです。
私の場合(Macbook Pro14inch 2021) も同様で、fnキーを押しながらF5キーを押したのですが、何も反応なしでした。

また、Spotlightに関してもキーボードでのショートカットが利かなくなります。

 

今回は、これらの現象について何故発生するか、突き止めましたので、皆さんにシェアします。

 

原因

原因はMacの設定に伴う仕様にあります。

Macはデフォルトでファンクションキーを押した際に、F1やF2などではなくファンクションキーの機能が起動します。
Macbook Pro 14inch 2021の場合は、デフォルト設定でF1を押すと画面が暗くなります。

このままだと日本語入力時やソフトのショートカットを使う際にfnキーを毎回押す必要があるため、設定から「F1、F2等のキーを標準のファンクションキーとして使用」という設定をオンにする人が多いかと思います。

この設定をオンにしていたことが、音声入力が起動できなくなる理由だったのです。

 

試しに、この機能をオフにして、入力画面で音声入力のキーを押してみてください。初回起動であれば対応するポップアップが出るはずですが、いずれにしても問題なく起動できるはずです。

Spotlightについても同様の理由で起動できないため、設定をオフにすることで解決します。

 

 

ちなみに、今話題のchatGPTにも聞いてみました。

chatGPTにも聞いてみた

chatGPTの信憑性はそこまで確実ではないですが、設定を有効にすることで一部のショートカットキーが無効化されるという仕様が存在している可能性が高そうです。

 

 

対処法

対処法として私が考えられるのは2つです。

  • 「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をオフにする
  • 音声入力を起動するショートカットを変更する

1つ目の対処法は、根本的な解決にはならないでしょう。

ということで、2つ目の対処法をお勧めします。

 

代わりのショートカットとしてはいくつかの選択肢が選べるのですが、地球儀マーク(fnキー)を2回押しで起動できる様に変更可能です。

fnキーとファンクションキーの同時押しよりも起動しやすくなったため、ファンクションキーの仕様が無かったとしても地球儀マークをショートカットに割り振った方が良いかもしれません。

 

結論

いかがでしたでしょうか。

今回は、どうしてMacbookで音声入力が起動しないのかについて解説し、対処法も述べました。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

Windows(30万円弱)とM1 Pro(30万円弱)の動画書き出し速度の比較【Davinci Resolve】

 

はじめに

無料で多機能な動画編集ツール「Davinci Resolve」。

無料版だと若干機能が制限されるものの、私を含めてほとんどのアマチュア編集者のニーズは満たすものとなっています。

 

しかし、唯一無料版で致命的とも言える機能制限として、「ハードウェアアクセラレータに使用制限がある」というものがあります。

「ハードウェアアクセラレータ(ハードウェアエンコーダー)」とは、最近のdGPU(パソコン内の部品の1つで、映像関係の処理を行う装置)に搭載されている機能の1つで、動画ファイルのエンコードやデコードをCPUの代わりに超高速で処理可能です。

 

レンダリングだけでなく編集中の動作にも影響してくるため、自分のパソコンにハードウェアアクセラレータが搭載されている場合は可能な限り使いたいところなのですが、無料版ではH265のエンコードのみ使用可能で、それ以外の状況では機能が制限されます。そのため、一般的なMP4ファイルなどをエンコードする際は、CPUでのエンコードのみとなります。

一方で、Apple Silicon のMacでは無料版でもしれっとハードウェアアクセラレータを使用可能です。

 

WindowsとAppleSilicon Macのハードウェアアクセラレータ比較

  Windows Mac (Apple Silicon)
H264
H265

 

今回は私の手持ちのRadeon RX6800XT搭載のWindows PCと、M1 Pro搭載のMacbook Proを用いて、同じ動画ファイルをエンコードして速度を比較してみました。

 

 

環境

 

比較結果

編集中の動作比較

書き出し速度の前に編集中の快適度に関して、これはMacbookが圧倒的に快適です。

元動画がMP4のため、H264のハードウェアアクセラレータを使用できないWindowsが不利ではありますが、一般的に編集時の動画ファイルはMP4が多くなると思います。

 

Macbookでは、再生バーを大きく動かしても即座に反映されるのに対し、Windowsでは2,3秒ほど待つことになります。

また、1フレームずつ動かした際に、Windowsだと反応が遅いときがしばしばありました。

 
H264の比較

まずはH264の動画をエンコードしました。

エンコード速度は以下の通りです。

これは、完全にハードウェアアクセラレータの有無による違いが出た形となりました。

AppleSilicon環境ではH264のエンコードでもハードウェアアクセラレータを使用可能なため、CPUエンコードよりも高速になっています。

 

実際、エンコード中にタスクマネージャーを起動すると動作の違いを目でも確認可能です。Windowsの方はCPUの全コアが高い使用率となりますが、Macbookの方は50%以下の使用率でした。

H264でエンコードする頻度が高い方、かつ無料版のDavinci Resolveを使用される方は、AppleSiliconのMacbook一択です。

 

H265の比較

次に、HEVC等とも呼ばれるH265をエンコードする場合の速度を比較します。

こちらはWindows側に軍配が上がりました。ハードウェアエンコードの効果が出ています。

元動画ファイルや編集も同じなため、Macbookの方はエンコード速度が全く同じです。

Windowsのタスクマネージャーをみると、GPUの項の「Video Codec0」の部分が使用率が上がっており、ハードウェアエンコードできていることが分かりました。

 

まとめ

エンコード速度としては、

RX6800XT > M1Pro > Ryzen9 5900X

という並びとなります。

H265のエンコードでは、無料版のDavinci ResolveでもRX6800XTでエンコード可能ですが、編集でH264の元データを使う場合を考えると、汎用性が高いのはAppleSiliconのMacだと思います。

 

注意点としては、M1Maxの場合はエンコード速度がM1Proの倍に向上します。

そのためM1MaxのMacを使う場合は、H265の編集が多くてもMacの方が良いと思います。

M2シリーズに関しては、M1からの機能向上が少ないためM1と同じように考えれば問題ないです。

 

いかがでしたでしょうか。

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

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iPadに付属するType-Cケーブルは何Wまで給電できる?

はじめに

最近のiPadはType-C端子が普及し、付属するケーブルもUSB-Cケーブルとなってきています。
加えて、ノートパソコンやAndroidスマートフォンを始めとして、Type-C端子を搭載する端末も増えてきています。

 

そこで気になるのは、iPadに同梱されていたUSBケーブルで他の端末を充電したときに、どれくらいの電力で充電出来るか。

大きい電力で充電出来れば、それだけ早く充電を終わらせることが出来ます。

 

そこで、今回は私の手持ちの「Macbook Pro 14inch (2021)」と「96W電源」と「iPadPro12.9(2020)に付属されていたUSBケーブル」を使って何ワットで充電出来るか検証していきます。

最大で96Wまでしか検証できませんが、96Wあれば大抵のノートパソコンは充電出来るはずです。

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検証結果

結論から言うと、

iPad Proに付属するUSBケーブルは94Wまで給電出来ました。

 

Macbookは充電中に何ワットで充電出来ているかを確認することが出来ます。

そのときのスクリーンショットがこちらです。

94Wまで給電出来た

これだけ見ると、96Wの電源アダプタで94Wの給電しかできないため、上限が94Wではないかと思ってしまいますが、そうではありません。

なぜかというと、Macbook Proに付属しているMagsafeケーブルも94Wの給電となるからです。

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とりあえず、iPad Proのケーブルは100W近くまで給電出来ることが分かりました。

一般的なノートパソコンであれば、65W以上給電出来れば問題ないので、充分実用に足る結果となりました。

 

 

 

ちなみに、ためしに手持ちの他のケーブルでも試してみました。

今回試したのはAnkerのUSB-Cケーブルです。こちらは60W対応と公式が書いてある製品です。

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検証結果は下のスクショの通りで、Ankerが言っていたとおり60Wまで充電出来ていました。そのため、Macbook側のワット数の表示は正しそうです。

Ankerで適当に買ったケーブルは、Amazonの記載通り60Wまでの給電しか対応していなかった

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

タブレットに付属しているケーブルで線径も細いにもかかわらず、ノートパソコンにも使えるほどの大きい電力を流せることが分かりました。

 

Apple製品は競合製品より高いこともありますが、このようにスペックが実際に高いというメリットもあります。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

ProMotion対応のiPadでsidecarを使うと120Hzで表示されるのか?

はじめに

iPadMacを2台持っている方は「sidecar(サイドカー)」という機能を使うことができます。
この機能は、iPadを隣に置いておくだけで外部モニターとして使うことが可能という大変便利なものです。

 

ここで気になってくるのは、画面のリフレッシュレートです。

最近のMacbook ProはProMotionに対応しており、最大で120Hzのヌルヌル画面で操作することが出来ます。加えて最近のiPad ProもProMotionに対応しており、Macbook Proと同様に最大120Hzで動作します。

つまり、ソフト上もハード上も120Hz動作する下地が揃っているわけです。

 

そこで実際に手持ちのMacbook ProiPad Proを組み合わせて検証してみたので、皆さんにシェアします。

 

環境

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検証結果

sidecarで接続したiPad Pro側で下記のFPS (Frame Per Second)チェックサイトを開き、確認してみます。

www.testufo.com

 

まず120Hz対応のブラウザ(私はBraveブラウザを使いました)でfpsチェックサイトを開きます。

開いたウィンドウをsidecar状態のiPadに持って行き、何Hzか確認します。

すると、iPadにウィンドウを持って行った瞬間に60Hzに落ちてしまいました。

ちなみにMac Book Pro14インチの画面にウィンドウを持って行くと、すぐに120Hzに戻ります。

 

そのため、sidecar接続したiPad Proは60Hzでの動作ということが分かりました。

 

 

アメリカの掲示板であるredditにも同様の疑問に関する投稿があり、複数の人が実際の環境で試して回答していますが、どうやら120Hzにはならないようです。

www.reddit.com

 

おわりに

残念ながら、sidecarでProMotion機能を使うことは出来ませんでした。

しかし、そのおかげでタイムラグがほとんどなく快適にsidecar機能を使えると言えるかもしれません。

あるいは、今後のOSアップデートや新端末で可能になるかもしれません。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

iPhone14Proではなく14Pro Maxを買うべき5個の理由

はじめに

ProとProMax、画面サイズしか違わないと思いきや、実際に使う上で致命的にもなりうる違いがいくつかあります。

今回はそうした実使用上での違いについてまとめていきます。

 

この記事はMax TechというYouTuberの動画を参考に設計しております。

MaxTechではアメリカモデルのiPhoneを使って検証しているため、日本モデルと若干の違いがあるかもしれません。ご注意ください。

MaxTechの動画は全編英語で日本語字幕などもありませんが、興味がある方は是非。

 

 

14ProMaxにすべき理由

その1:スピーカー品質が良い

上で紹介している動画でも、それぞれで同じ曲を流して音質を比較出来る場面があります。

その場面で聞き比べをしてみると、ProMaxの方が低音の沈み込みが深く、より臨場感のある音になっていることが分かります。

 

その2:動画視聴時にダイナミックアイランドが邪魔になりにくい

今年のProモデルからは、今までのインカメラの切り欠きが無くなり、ダイナミックアイランド(インカメラの穴)に置き換わりました。

その影響で、画面の縦方向の表示領域が小さくなっています。

YouTubeにも少し横長の動画などがありますが、縦横比率によってはダイナミックアイランドに被ることがあるのです。

 

ProMaxとProでダイナミックアイランドの大きさ自体は同じなので、画面サイズが大きいProMaxの方がダイナミックアイランドによる邪魔感が少ないと言えます。

 

その3:通信速度が早い

MaxTechの動画では、ProMaxの方が2%~5%程度、通信速度が速いという結果になっていました。

あくまで誤差の範囲かもしれませし、通信会社や通信環境によっても変化するとは想います。しかし、5G、LTE、4Gの全てで同様の結果が得られているようなので、注目に値します。

 

その4:発熱に強い

iPhone14シリーズから発熱対策として、本体内部に熱を逃がすシートが多く配置されています。このシートによって、iPhoneのチップから出た熱が本体のバックパネル全面に広がる仕組みです。

つまり、バックパネルの大きさが大きいほど熱が広がりやすいので、より発熱に耐えやすいということになります。

 

MaxTechの検証でも実際にProMaxの方が熱に強いことが判明しており、iPhoneに負荷をかけるようなベンチマークソフトを走らせると、通常のProモデルの方が早く発熱の影響が出て、画面が暗くなるという機能制限がかかっています。

実際の使用を考えると、直射日光下などは本体が熱くなり易いので、発熱に強い方がより快適に使えます。

 

その5:バッテリー持ちが良い

通常のProモデルのバッテリー容量は3200mAhなのに対して、ProMaxは4323mAhのバッテリーを搭載しています。

4000mAh越えはAndroidと比較しても遜色なく、元々電池持ちに優れたiOSと組み合わせることで、バッテリー面での優位性はスペックからも分かる様になっています。

 

加えて、今回の14Proシリーズからは画面の最大輝度が13シリーズから2倍の2000nitに対応していたり、画面が完全にオフにならない常時点灯機能がついていたりと、バッテリー消費が多くなる便利機能が追加されています。

こうした便利機能は、YouTubeの動画でよくあるようなバッテリーテストには反映されにくいため、実際に使うと思ったより電池が持たないということが発生します。

 

私の場合、11ProMaxから14ProMaxに買い換えましたが、いわゆるバッテリーテストの動画などでは14ProMaxの方が圧勝であるにもかかわらず、実際に使う上では11ProMaxの方が電池持ちが良かったと感じることが多いです。

 

14Proを使う海外のレビュアーの中には、電池持ちが悪いため常時表示機能をオフにした人もいました。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は5つの点から14ProMaxと14Proを比較して、どっちが良いかを述べてきました。

 

もちろん14ProMaxにも弱点はあり、

・手が小さい人には使いづらい

・本体の重量が重い

などに我慢できるかどうかは人それぞれだと思います。

 

ただ、少なくとも私は14ProMaxを買って満足していますし、特にバッテリー持ちに関しては、これより悪いと使いづらいだろうなと感じているため、ProMaxを選んで正解だったと思っています。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

 

 

【iPhone14 Pro Max】常時表示ディスプレイのバッテリー消費を検証した

はじめに

今回発売されたiPhone14 Proシリーズ。

様々な新機能や機能向上がありますが、その中でも「常時表示ディスプレイ(Always onディスプレイ)」は目玉の1つです。

今までもAndroidスマホでは常時表示機能が既に搭載されているものが多かったのですが、iPhoneでは更にパワーアップして登場しました。

 

従来のAndroidスマホの常時表示は真っ暗な背景に時計といくつかのウィジェットが浮かぶだけで、アナログ時計のような見た目でした。一方でiPhoneに新しく搭載された常時表示では、ロック画面がそのまま暗くなったデザインで遠目では画面が普通についているように見えます。

 

見た目としては非常に美しいですが、そうなると気になってくるのがバッテリー消費です。

暗いとは言え画面が普通についているわけですから、当然消灯状態よりはバッテリーを消費すると思いますし、従来のAndrloidスマホのような黒背景の常時表示状態よりもバッテリー消費が多いと予想出来ます。

 

では、実際に使っていくとどれくらいのバッテリー消費なのか。検証しました。

 

常時表示ディスプレイのバッテリー消費

 

下に私のiPhone14 Pro Maxのバッテリー消費表示のスクリーンショットを載せておきます。

 

 

とある日のバッテリー消費

 

スクリーンショットに映っている15時~16時はiPhoneをほとんど触りませんでした。

Googleカレンダーを1分ほど見て予定をチェックしたのと、Yahoo天気アプリを開いて30秒ほど天気を確認しただけです。

そのため、ほぼ1時間全て常時表示状態でした。

 

その上で、それぞれのバッテリー使用状況を見てみると、常時表示ディスプレイのバッテリー消費に該当する「ホームおよびロック画面」は接触通知(厚労省のコロナ用アプリ「cocoa」です)よりもわずかにバッテリーを使っている程度だとわかります。

 

また、このスクリーンショットからは常時表示中のバッテリーの使用先が画面だけではなくて、ロック画面に表示しているウィジェット関連もあることがわかります。

スクリーンショットにある「天気(ウィジェット)」は恐らくロック画面のウィジェットのバッテリー消費を表していると思われます。

 

今まで見ていた項目である「ホームおよびロック画面」のバッテリー消費を合わせると24%程度となります。

1時間のバッテリー消費のうちの24%を常時表示が占めていると聞くとバッテリー持ちへの影響が大きいと思ってしまいますが、それでも1分程度見ただけのGoogleカレンダーの70%程度の消費量です。

これは単純計算するとGoogleカレンダーを42秒程度見たときと同じ消費量となります。

意外とバッテリー消費に影響しませんね。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は私のiPhone14Pro Maxを使って常時表示中のバッテリー消費を見てみました。

バッテリー消費は端末(ProかPro Maxかなど)や、入れているアプリ(裏で沢山アプリが動いていたり、音楽を再生していたらバッテリー表示が増えます)によっても変わります。

 

今回の検証では動画や音楽を流すこと無く単純に常時表示させていただけなので、今回の結果は一番バッテリー消費が少ないケースだと考えて頂ければ正しい認識となるかと思います。

私個人としては、バッテリー容量が大きいProMaxであれば特に気にすること無く常時表示機能を使って良さそうだと感じました。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

【iPhone14 Pro】動画撮影で勝手にマクロにならないようにする方法

はじめに

iPhone14 Proは様々な点で進化した端末ですが、カメラについてもかなり進化しましたね。

センサーサイズが65%大きくなったため、自然な背景ボケもしてくれるなど本格的なカメラに一歩近づいた印象です。

かくいう私もiPhone14 Pro Maxを購入して使っています。

 

しかし、新しいiPhoneで撮影をしている際にあることに気づいてしまいました。

 

「1倍レンズで全然寄れない」

 

そうなんです。

普段なら何気なく撮れる距離なのに急にマクロ撮影になってしまいます。

簡単に距離を測ったところ、大体対象から18cm程度の距離でマクロが起動します。

 

静止画撮影(写真撮影)であればマクロ撮影コントロールをオンにすることで強制的に1倍に出来ますが、動画だとそうはいきません。

私も実際に動画を撮影していましたが、勝手にマクロ撮影に切り替わるせいで動画が不自然になってしまいました。

特に、今回の1倍レンズは背景ボケをしてくれるのでマクロ撮影の0.5倍に切り替わるとボケがなくなり違和感が増します。

 

いずれアップデートで切り替わる際のUI / UXが改善されると思いますが、今回は臨時的な措置として動画撮影中にマクロ撮影が勝手に起動しないようにする方法をシェアします。

 

動画撮影でマクロにならないようにする方法、1倍レンズに戻す方法

マクロにならないようにする方法

動画撮影でマクロにならないようにするには現状、

「近くの物にピントを合わせない(タップしない)」

という方法しか見つけられませんでした。

 

対象物にどれだけ近づいても、対象をタップしてピントを合わせようとしなければマクロに切り替わりませんでした。

 

1倍レンズに戻す方法

1倍に戻すときは遠くの対象をタップすれば良い、かと思いましたが、それではうまくいきませんでした。。

私の場合は「1回 0.5倍にしてから1倍にすると1倍レンズに戻ります」

 

まとめ

「それじゃあ根本的な解決にならないだろ」

というのはその通りです。

そもそも、1倍レンズが全然寄れなくなっているので、マクロにならないようにした段階で近くでは撮れなくなります。

試しにざっとピントが合う距離を測ってみたところ、前使っていた機種である11 Pro Maxでは対象物から7cm程度でピントが合わなくなったのに対して、14 Pro Maxは15cm程度からピントが合わなくなります。

これでは物を大きく撮るときには使えませんね。

 

現実的な解決策としては

  • おとなしくマクロ撮影を使う
  • 少し引いて2倍撮影する

この2つだと思います。

特に2倍撮影についてはAppleも発表会で推していた印象が残っているので、高画質でアップで撮りたいときは2倍を使った方が良さそうです。

 

動画については、対象に寄って撮ることが想定できる際は最初から2倍にしておくと違和感が少なくなると思います。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

センサーサイズが大きくなったのは良いことなのですが、寄りで撮れなくなったのはiPhone購入前に想定していなかった誤算でした。

ハードウェアの問題なので、ソフトでの解決はなかなか難しそうな気がします。

しかし、一応マクロ撮影や2倍撮影などの解決策はあるので、これらを駆使するか先進的なアプリの登場を待つしかないですね。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。