はじめに
今回発売されたiPhone14 Proシリーズ。
様々な新機能や機能向上がありますが、その中でも「常時表示ディスプレイ(Always onディスプレイ)」は目玉の1つです。
今までもAndroidスマホでは常時表示機能が既に搭載されているものが多かったのですが、iPhoneでは更にパワーアップして登場しました。
従来のAndroidスマホの常時表示は真っ暗な背景に時計といくつかのウィジェットが浮かぶだけで、アナログ時計のような見た目でした。一方でiPhoneに新しく搭載された常時表示では、ロック画面がそのまま暗くなったデザインで遠目では画面が普通についているように見えます。
見た目としては非常に美しいですが、そうなると気になってくるのがバッテリー消費です。
暗いとは言え画面が普通についているわけですから、当然消灯状態よりはバッテリーを消費すると思いますし、従来のAndrloidスマホのような黒背景の常時表示状態よりもバッテリー消費が多いと予想出来ます。
では、実際に使っていくとどれくらいのバッテリー消費なのか。検証しました。
常時表示ディスプレイのバッテリー消費
下に私のiPhone14 Pro Maxのバッテリー消費表示のスクリーンショットを載せておきます。
スクリーンショットに映っている15時~16時はiPhoneをほとんど触りませんでした。
Googleカレンダーを1分ほど見て予定をチェックしたのと、Yahoo天気アプリを開いて30秒ほど天気を確認しただけです。
そのため、ほぼ1時間全て常時表示状態でした。
その上で、それぞれのバッテリー使用状況を見てみると、常時表示ディスプレイのバッテリー消費に該当する「ホームおよびロック画面」は接触通知(厚労省のコロナ用アプリ「cocoa」です)よりもわずかにバッテリーを使っている程度だとわかります。
また、このスクリーンショットからは常時表示中のバッテリーの使用先が画面だけではなくて、ロック画面に表示しているウィジェット関連もあることがわかります。
スクリーンショットにある「天気(ウィジェット)」は恐らくロック画面のウィジェットのバッテリー消費を表していると思われます。
今まで見ていた項目である「ホームおよびロック画面」のバッテリー消費を合わせると24%程度となります。
1時間のバッテリー消費のうちの24%を常時表示が占めていると聞くとバッテリー持ちへの影響が大きいと思ってしまいますが、それでも1分程度見ただけのGoogleカレンダーの70%程度の消費量です。
これは単純計算するとGoogleカレンダーを42秒程度見たときと同じ消費量となります。
意外とバッテリー消費に影響しませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は私のiPhone14Pro Maxを使って常時表示中のバッテリー消費を見てみました。
バッテリー消費は端末(ProかPro Maxかなど)や、入れているアプリ(裏で沢山アプリが動いていたり、音楽を再生していたらバッテリー表示が増えます)によっても変わります。
今回の検証では動画や音楽を流すこと無く単純に常時表示させていただけなので、今回の結果は一番バッテリー消費が少ないケースだと考えて頂ければ正しい認識となるかと思います。
私個人としては、バッテリー容量が大きいProMaxであれば特に気にすること無く常時表示機能を使って良さそうだと感じました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。