はじめに
最近のiPadはType-C端子が普及し、付属するケーブルもUSB-Cケーブルとなってきています。
加えて、ノートパソコンやAndroidスマートフォンを始めとして、Type-C端子を搭載する端末も増えてきています。
そこで気になるのは、iPadに同梱されていたUSBケーブルで他の端末を充電したときに、どれくらいの電力で充電出来るか。
大きい電力で充電出来れば、それだけ早く充電を終わらせることが出来ます。
そこで、今回は私の手持ちの「Macbook Pro 14inch (2021)」と「96W電源」と「iPadPro12.9(2020)に付属されていたUSBケーブル」を使って何ワットで充電出来るか検証していきます。
最大で96Wまでしか検証できませんが、96Wあれば大抵のノートパソコンは充電出来るはずです。
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検証結果
結論から言うと、
iPad Proに付属するUSBケーブルは94Wまで給電出来ました。
Macbookは充電中に何ワットで充電出来ているかを確認することが出来ます。
そのときのスクリーンショットがこちらです。
これだけ見ると、96Wの電源アダプタで94Wの給電しかできないため、上限が94Wではないかと思ってしまいますが、そうではありません。
なぜかというと、Macbook Proに付属しているMagsafeケーブルも94Wの給電となるからです。
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とりあえず、iPad Proのケーブルは100W近くまで給電出来ることが分かりました。
一般的なノートパソコンであれば、65W以上給電出来れば問題ないので、充分実用に足る結果となりました。
ちなみに、ためしに手持ちの他のケーブルでも試してみました。
今回試したのはAnkerのUSB-Cケーブルです。こちらは60W対応と公式が書いてある製品です。
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検証結果は下のスクショの通りで、Ankerが言っていたとおり60Wまで充電出来ていました。そのため、Macbook側のワット数の表示は正しそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
タブレットに付属しているケーブルで線径も細いにもかかわらず、ノートパソコンにも使えるほどの大きい電力を流せることが分かりました。
Apple製品は競合製品より高いこともありますが、このようにスペックが実際に高いというメリットもあります。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。