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AMD Noise Suppressionが使えないときの原因と対処法

はじめに

今まではNvidia率いるGeforceの専売特許だったマイク使用時のノイズ除去機能と同様の機能がついにAMDRadeonでも利用可能になりましたね。

その名も「AMD Noise Suppression (エーエムディー ノイズサプレッション)」。

ディープラーニングを用いたアルゴリズムによって動作するため、仕組みとしてはNvidiaのRTX Voiceと同様だと思われます(RTX VoiceでもTensorコアでなくCUDAを使っているそうです)。

 

私も早速AMD Softwareを最新バージョンにアップデートして試してみたのですが、何故かノイズだけでなく私の声も入力できない状態で、無音になってしまいました。

今回はAMD Noise Suppressionを使った際に音声が入力されない原因を見つけて解決したので皆さんにシェアします。

 

原因

原因は「マイクの名前に日本語が入っていたから」です。

 

AMD Noise Suppressionの入力デバイスを選択する画面を見ると「マイク(~~~)」というような表記のデバイスがあると思います。

そして、音声を入力出来ない方は恐らくこういった名前に日本語が入っているデバイスを選択していると思います。

バイス名に日本語が入っている例

このような表記だとAMD Software側がちゃんと認識してくれないようです。

 

対処法

対処法は、当たり前ですが「マイクの名称を日本語以外に変更する」です。

下にWindows11用ですが大まかなフローを書きます。Windows10でも大して変わらないと思うので参考にしてみてください。

  1. Windowsの設定を開く。
  2. 「設定の検索」から「サウンドの設定」と入力してエンターキーを押す。
  3. 一番下の方に「サウンドの詳細設定」というボタンがあるのでクリックする。

    サウンドの設定」の一番下部分
  4. 「録音」タブから、名称変更したいデバイスを右クリックし、プロパティを開く。
  5. マイクのアイコンの右側の入力エリアが選択済みになっていると思うので、アルファベットで任意の名前に書き換える。

    マイクのプロパティ、上部分
  6. 「適用」⇒「OK」⇒「OK」で変更を確定する。
  7. すこし待てばAMD Softwareに反映される。

 

以上になります。

変更後のアルファベット名のマイクを選択出来れば成功です。

 

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おわりに

いかがでしたでしょうか。

日本語対応していないといった点は、今後のバージョンアップデートで改善する気もしますが、とりあえず現時点ではマイク名を変更するしかありません。

 

実際にNoise Suppressionを使ってみての感想ですが、私の声は聞こえつつ周囲のノイズをうまく消せていると思いました。

ただ、空気清浄機「強」のような低音はかなり消してくれる一方で、クリック音などの高めの音は若干聞こえてしまうという改善の余地も見られました。

とはいえ、Zoomなどのウェブミーティングで使う分にはウェブミーティングアプリ自体のノイズ除去機能も併せて使うことで更に良くなりそうな気がします。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

Appleアカウント残高とクレジットカードは併用可能!【Apple Gift Card】

はじめに

Appleアカウント残高とクレジットカードは同時に使える?

定期的にキャンペーンが開催されるApple Gift Cardを使っておトクにApple製品を買おうという方は多いと思います。

例えばセブンイレブンではnanacoを使った10%ポイントバックキャンペーンが定期的に開かれており、クレジットカードよりも還元率が高いためキャンペーンになったら積極的に利用したいところ。

 

ここで問題となるのは、ポイント上限が5000に制限されているということです。

すなわち、5万円分しか10%ポイントバックに適用されません。

これではAir Podsなどの小物であれば購入できますがiPhoneのような高額な製品には手が届きません。一応、セブンイレブンの2022年夏のキャンペーンであればiPhoneApple Watchを両方持っていれば合計で10万円分が10%のポイントバック適用対象になりますが、それでも Proシリーズなどを買う場合はギリギリ足りないでしょう。

もちろん足りない分の残高を改めて足しても良いですが、出来ることなら10%適用外の部分はクレジットカードで支払うことでポイントをためたいところ。

 

そこで、今回はApple Gift Cardを使って入金したAppleアカウント残高とクレカは併用できるのかどうかについて調べましたので、皆さんに共有します。

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併用できる

2022年8月現在の時点ではAppleアカウント残高とクレジットカードは併用出来ます!

このことはApple公式の「お支払い方法のご案内 - ショッピングのサポート - Apple(日本)」ページに記載されていました。

 

ソースの該当部分

これをみると、Appleアカウント残高はApple Payか1枚のクレジットカードと組み合わせられると書いてあります。

Apple PayのみであればJCBやMaster Cardなどしか使えませんでしたが、クレジットカードとも組み合わせられるとのことでVISAしか持っていない方も使うことが出来ます。

 

私もこれをみて安心してiPhoneの新作を待つことが出来ました。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

私としてはセブンイレブンのキャンペーンでiPhoneiPadを安く購入できることを知ってから、個人的にずっと気になっていた疑問だけにクレジットカードも併用出来ることがわかって良かったです。

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

【WM1A】カスタムファームウェア入れてみたらメッチャ良い!!導入方法から感想まで【MrWalkman】

 

はじめに

既に後継機種が発売されているWM1シリーズ。

私もWM1A M2を視聴してみましたが、音質の向上というよりはテイストが変わっただけかなといった印象で買い換えには至りませんでした。

 

そんなわけでもうしばらく使うことが決まったWM1Aですが、情報を集めるうちに「カスタムファームウェア」の存在を知りました。

MrWalkmanというサイトに公開されているもので、ウォークマンに適用することで音質向上、機能追加、見た目変更など様々なメリットがあるそう。

 

とはいえウイルスが入っている可能性もあるわけで、危険性も考えるとあまり積極的に入れようという気にはなりませんでした。

しかし、今回はふと思い立ち必要最低限のバックアップは念のため取った上で入れてみました。

入れてみた感じ特にウイルスは無さそうでしたが、導入方法から音質の感想まで語っていきたいと思います。

感想だけ見たい方は目次からどうぞ!!

 

あと私は今のところ大丈夫ですが、何か問題が発生しても自己責任でお願いします。

 

MrWalkmanのカスタムファームウェアの機能(WM1シリーズ)

  • DSEE HXに「DSEE HX AI」モードを追加。最近のウォークマンと同じモードが使える。
  • 4つのファームウェアモードを切り替えて使える。そのうちの1つにはWM1Zの音傾向と同じものを搭載。
  • 消費電力は増えるがより高音質なV2 plusモードの実装。起動時に切り替え可能。
  • ホーム画面の色を変更可能。

 

私の環境

  • NW-WM1A(再生時間2000時間程度)
  • JVC HA-FD01 (ステンレスノズルに交換)
  • Final C106 MS12EZCLEH にリケーブル
  • スパイラルドット++ イヤーピース

 

導入方法

インストール方法について簡単に説明します。

MrWalkmanのFAQページやダウンロードしたあとのInstallation_Info.txtにも英文ですが書かれていますので、DeepLなどで日本語訳しながら読めば割と分かると思います。

英語自体もけっこう簡単なので、パソコン用語がある程度分かる人であれば読めると思います。

補足
  • Windowsでしか動作しません。「.exe」ファイルしかないので、Macユーザーは注意してください。
  • 私が入れた際は、曲や設定含め全てのデータが残っていました。Aシリーズなど機種によって違うかもしれませんが、一部サイトに出ていた「初期化される」ことはありません。

 

ダウンロード

MrWalkmanのWM1A/Zのページにアクセスすると画像のように表示されます。

最新のバージョンを入れたいときは「Walkman One」と書かれたオレンジの文字をクリック。以前のバージョンを入れたいときはその下の「here」と書かれた小さいオレンジの文字をクリックしましょう。

WM1A/Zのページ

 

WalkmanOneのリンクをクリックすると、最新のWM1シリーズ用カスタムファームウェアの説明がずらっと書かれています。

下にスクロールしていくと下の画像のように「Download Walkman One」と書かれたオレンジの文字が出てくるので、クリックしましょう。

ページ下部(コメント欄の真上)

クリックすると下の画像のようなファイルのダウンロードサイトに飛びます。

右下の「保存」をクリックするとファイルの転送が始まり、転送後にパソコンへのダウンロードが始まります。

Download Walkman Oneクリック後

 

インストール

ダウンロードしたファイルはZipファイルなので、PC内の適当な場所で解凍すると下の画像のようなフォルダが生成されます。

ダウンロードファイル解凍後

画像で言うと、上から「カスタムファームウェアのインストール用」「アンインストール用」「インストールガイド」となっています。

今回はインストールなので一番上のフォルダを開きます。

Installationフォルダ内部

開くと上の画像のような中身となっています。

External_Tuningsはカスタムファームウェアインストール後の調整データが入っています。インストール時には使いません。その下のWalkman_One_~~~.exeを使いますが、このタイミングでウォークマンをPCに繋げて「USBマスストレージモード」をオンにしましょう。

 

スクショは撮り忘れてしまいましたが、先ほどの.exeファイルを起動するとポップアップウィンドウが出てファームウェアの機能が表示されます。

「この機能をインストールしてもおk?」みたいな表示が英語で出てくるのでチェックを入れて次に進みましょう。

適当に表示に従って進めれば完了です。

 

下の画像はより高音質なPlus V2モードがオンになっているので表記が若干違いますが、本体ソフトウェアのところに「Walkman One」といった表記があれば成功です。

設定内、本体情報の項

 

インストール後はPC内のファイルはもう使いません。

アンインストールようのソフトもウォークマン内に生成されますが、念のためバックアップとして保存しとくと良いと思います。

 

調整

2022年7月現在の最新版は4つのモード(Normal, Warm, Bright, WM1Z)があります。初期設定ではWM1Zモードになっていますが、内部構成は恐らくNormalになっています。

 

どういうことかというと、4つのモードを切り替える際に

「設定ファイルでモードを指定」→「再起動」→「モード切替ソフトを実行」→「自動で再起動」

の工程を踏む必要があります。

インストール直後は「設定ファイル」ではWM1Zが指定されていて、「モード切替ソフト」はまだ走っていない段階なので、内部的には「Normal」になっているものと思います(公式サイトには書かれていませんでしたが、音的には間違いなくNormalでした)。

 

そのため、WM1Zモードで使うにしろ、他のモードで使うにしろ操作する必要があります。

ここではインストール直後にWM1Zモードのままで使う方法を説明します。

 

PCとウォークマンを接続してエクスプローラーで確認すると、下の画像のようにウォークマン内部に「CFW」フォルダが新しく生成されているのが分かると思います。

CFWフォルダ内部

この4つのコンテンツをそれぞれ説明すると、上から

「モード変更に使う」「カスタムファームウェアのアンインストールに使う」「指定した設定がちゃんと適用されているか確認するのに使う」「設定変更に使う」

ものになっています。

 

今回はモードに関するものなので、一番上の「External_Tunings」を開きます。

すると、下の画像のようにそれぞれのモードごとのフォルダが出てくるので、WM1Zフォルダを開きましょう。

External_Tunings内部

各フォルダ内部は共通して下の画像のようにデータフォルダと.exeファイルが入っています。

各チューニングフォルダ内部

この.exeファイルを起動することで、ウォークマンがアップデート画面になってファームウェアが書き換わります。

 

追加機能の使い方

消費電力と引き換えにより高音質になるV2 Plusモードは、ウォークマン起動時にHoldスイッチをオンにした状態だと起動します。

設定ファイル(Setting.txt)を使うことで「デフォルトでV2 Plusモードオン、Holdスイッチオンでの起動時にV2 Plusモードオフ」のような挙動にもできます。

 

DSEE HX AIモードは、普通の音質調整画面からアクセス出来ます。

DSEE HX AIが追加されている

 

音質

まず総評として「めちゃめちゃ良くなりました」。

普通にDAPを変えたくらいの良い音変化があります。WM1A M2との差よりも大きいです。

 

モードごとの違い

個人的な好みとしては「Normal」が一番良かったです。「Bright」や「WM1Z」モードでも聞いたのですが、どうにも高音が少しキツかったのと、「Normal」モードよりも歌声のリアルさが無い印象でした。

ただ、再起動直後に聞いたりしていたのでウォークマン内部のコンデンサ電荷が貯まりきっていなかった可能性もあります。またイヤホンによる相性の可能性もあります。

「Warm」はまだ聞いていませんが、「Normal」が良すぎるのでNormal固定で聞くと思います。

 

あと、もう1つ「WM1Z」と「Bright」では致命的な問題が発生しました。

それは、USB DAC機能が使えないというものです。

なぜかUSB DAC機能をオンにしてパソコンと繋げても認識してくれず、ウォークマン側で自動再起動がかかります。

この問題は「Normal」モードを使っていれば発生しませんでした。

Normalモード

高音がキンキンしすぎず、厚みのある低音が聞けます。低音に厚みと深みが出ますが、量感が増えるというよりは質が良くなる傾向の方が強いです。

ただ、私のイヤホンとケーブルはかなり中高音よりなので、イヤホンによる違いはあり得ます。

何より、女性ボーカルの声がとても生々しいです。例えるなら、ボーカルが使うマイクの質が2、3段階くらい上がった印象です。

楽器で言うと、弦楽器、打楽器系はかなり良い音だと思います。個人的にはピアノの音はあまり音質向上を感じませんでした。

 

最近、本機を手に入れた方はイメージしづらいと思いますが、Normalモードの音は純正ファームウェアのver.2の音に近いです。

純正ver.2リリース当時、純正ver.1よりも大きく音質が向上したため「バージョンアップごとにどんどん音が良くなるのか!?」なんて驚愕したことを今でも覚えています。

純正ver.2は今回紹介しているCFWのNormalモードと同じく人の声がとても生々しく聞こえて鳥肌が立つほどでした。

このように純正ファームウェアも良かったのですが、純正ver.3以降は純正ver.2の音的な良さが全て無くなっていてかなり落ち込んだのを覚えています。

 

V2 Plusの変化

最初は通常モードで聞き、その後V2 Plusにして聞いてみました。

すると、もう全然違います!

定位感がはっきりして音の分離が良くなります。このモードをオンにすると、ほとんど違うDAPで聞いている感覚になりました。

 

中音の生々しさもヤバく、ただでさえNormalモードのボーカルの音がかなり良かったのにそれが嵩増しされます。

Back numberのクリスマスソングを聴いてみましたが、イントロの音からめちゃめちゃ良く、ボーカルの男声も最高です。

アニソンのNow NAMEのFreesiaも聞いてみましたが、イントロの音で今まであまり聞こえなかった低音が聞こえて驚きました(最近AirPods Proをよく使っていたので忘れていただけかもしれませんが笑)

 

DSEE HX AIモード

私が今までよく使っていたのが「女性ボーカル」設定なので、なじみの曲で比べてみました。

比べると、「AI」設定の方が明らかに良くなっています。「女性ボーカル」設定では高音がほんの少し刺さるような感じがありましたが、「AI」設定では無くなっています。

高音が刺さる感じは「AI」設定を使うまではあまり気づきませんでしたが、1回使うと如実に分かるようになります。

 

また中高音だけで無く低音にもてこ入れが入り、深みが出るようなチューニングとなっています。

 

USB DACモード

上記の音質変化はUSB DACモードでも体感することができました。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

まだまだWM1シリーズを楽しめそうで、個人的には大満足です。

たまにアンプを交換できるDAPがありますが、ファームウェアの変更はそれに匹敵する違いだと感じました。

 

皆さんも興味が出たら是非。ただし、自己責任で。

それでは。

【Apple Watch】モバイル通信時の通知はなにが届く?

はじめに

最近、ahamoがApple Watchのワンナンバーサービス提供を開始したこともあり、Apple Watchセルラーモデルが注目を浴びつつあります。

Apple Watchセルラーモデルでワンナンバーサービスなどを利用することで、iPhoneが近くに無い環境でも「電話の発着信」「LINEやメールの発着信」などができます。

 

私も現在所有しているApple Watchセルラーモデルなためahamoで契約してみたのですが、1つ気になることがありました。

電話、メール、LINEなどはApple Watch版のアプリが入っているのでモバイルネット経由で発信や応答ができるのはわかります。では、iPhoneにしか入っていないアプリに関する通知はどうなるでしょうか?

人によっては、Apple Watchの容量節約やアプリ一覧画面の視認性向上のためにアプリをあまり入れないというケースも考えられます。

その場合、モバイル通信中に通知が来るかどうかが問題です。

 

今回は私が実際にApple Watchでモバイル通信を使ってみた際の経験も交えつつ、モバイル通信状態におけるApple Watchの通知の仕様について情報を共有します。

 

モバイル通信時の通知の仕様

結論から先に言うと、

Apple Watchにインストールされていないアプリの通知も届きます」

 

そのため、Microsoft TeamsなどのApple Watch版が無いアプリの通知も、モバイル通信使用時に届きます。実際、私が使った際もしっかりとTeamsの通知がApple Watchに届きました。

近くにMacbookがあったのでそちらでもTeamsを開いていたのですが、通知の遅延としてはむしろMacbookより少なかったです。
ただ、TeamsはApple Siliconに最適化されていないため元々通知が来るのが少し遅いので、あくまでも実用上問題ない程度の遅延だと考えた方が良いと思います。

もちろん、Apple Watchにアプリが入っていない場合は返信などの高度な作業は制限されますが、iPhoneが近くにあるときと同じようにある程度の通知の中身も確認出来ます。

 

では、どういう仕組みで通知が届いているのでしょうか。

実は、Apple Watchは単独で通知を受け取っているわけではありません。

まずiPhoneに通知が届き、届いた通知がモバイルネットワーク経由でApple Watchまで届くという仕組みです。

そのため、Apple Watch側にアプリがインストールされていなくても通知がしっかり届くのです。

 

簡単に言えば、モバイル通信中でもiPhoneが近くにあるときとほとんど同じ挙動をしてくれるということです。

 

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おわりに

いかがでしたでしょうか。

Apple Watchに入っていないアプリでも、モバイル通信中にしっかり通知が届くことがわかっていただけたかと思います。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

 

【Airtag】電池持ちは何年?交換の目安は?

はじめに

落とし物やなくし物、盗まれたものなどを探す際に便利なのがAirtag。

私も普段から財布の中に忍ばせていて、盗まれたときの保険としています。

 

最近のiPhoneであれば、数センチ単位で方向や場所が分かるという付加機能までついていて非常に心強いのがAirtagなのですが、もちろん動作させるには電力が必要となります。

Airtagではボタン電池を使用しているのですが、購入前に気になるのは電池の交換頻度や、どういう状態になったら交換すれば良いのかといった情報だと思います。

 

そこで、今回は私が実際にAirtagを使っていて電池交換することになったので皆さんに共有します。

 

電池寿命

もちろん、電池によって個体差はあると思いますが、私の場合は約1年で交換することになりました。

最初の数回はiPhoneを使って高精度の位置情報を取得したりして遊んでいましたが、それ以降はAirtagの電池に負荷を与えるようなことはしていません。

 

そのため、概ね他の方も1年程度の電池持ちになるかなと考えています。

 

「探す」アプリの該当部分スクショ

電池寿命が残りわずかな状態だと「一部の機能が使用できません」という表示が出てくるのですが、試した限りはiPhoneの高精度の位置情報機能である「探す」機能や、「サウンドを再生」機能なども問題なく使うことが出来ました。

 

交換の目安

基本的には残りの電池残量をいちいち気にしている必要は全くありません。

電池残量が無くなってくると、Airtagを登録したiPhoneに通知が飛んできます。

通知が来たときにiPhoneを触っていなくても、ずっと通知センターに留まってくれるので見落とすことは無いはずです。

 

電池残量が少ない旨の通知が来てもしばらくは使うことが出来ます。

実際に使えなくなるまで検証したわけではないですが、私の場合は2日ほど電池残量が少ない状態で使っていました。

Airtag用の電池はコンビニなどでも買えるような入手性が高いものではありますが、たまたま近くにショップが無くても大きな問題にはならないと思います。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

今回のwatchOS9での最も大きなアップデートはこれ一択!!【祝callkit対応】

WWDC2022

皆さんはWWDC2022の基調講演、見ましたか?

iPhoneのロック画面をカスタマイズ出来るようになったり、MacのウェブカメラとしてiPhoneを使えるようになったり、iPadMacのように使うことが出来るようになったりと様々なアップデートが有りました。

 

そんななかでApple Watchにも重大なアップデートがあったことに皆さんお気づきですか?

ウォッチフェイスの追加でも服薬機能の追加でもワークアウトの拡充でもありません。

「callkit対応」です。

Appleのプレスリリースより抜粋

 

こんなにも重要なことなのに取り上げている記事がほとんど見つからないので、私が代わりに取り上げます。

 

callkit対応で何が出来るか

LINE電話の通知が来る

見出しにいきなり答えが書いてありますが、私達日本人にとってcallkit対応で最も恩恵を受ける場面はLINE電話です。

普通の電話であればApple Watchにも通知が届いて、Apple Watchのマイクとスピーカーを使って受話することができます。

例えばiPhoneを消音モードにしているときは着信が来ても本来気づきませんが、Apple Watchを身につけていれば周囲に迷惑をかけること無く着信していることに気づいて対応出来るというわけです。

 

しかし、今までのLINE電話では通知がApple Watchに届きません。

最近のLINE電話はcallkitという機能を利用することで、iPhoneの電話アプリと同等の体験が出来るようになっています。LINE電話の着信が電話アプリの履歴にも残ったり、着信時の通知が普通の電話と同様のリッチなものになっているのはcallkitのお陰です。

そんな便利なcallkitなのですが、今まではApple Watch側が対応していなかったため、LINE電話でcallkitをオンにしているとApple Watch側に通知が来なくなるという現象が発生していたのです。

ちなみにcallkitをオフにすればApple Watchにも通知が届きますが、普通のLINEのチャットのときと同様の通知のためApple Watchで受話することはできませんし、iPhone側の通知も電話に最適化されたものでは無くなるので使いにくくなります。

 

今回にwatchOS9でとうとうcallkit対応されると書かれていました。とうぜんLINE側も対応させてくると思いますので今後に期待です。

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おわりに

今回のwatchOS9での最大のアップデートはcallkitだと思います。

このアップデートにより、ようやくApple WatchiPhoneの子機として完成されると言っても過言ではないでしょう。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

MacbookをWindowsのサブディスプレイ化する方法

はじめに

最近のMacbookは省エネ高性能なApple Siliconを搭載しているため、出先ではMacbookで家ではWindowsといった構成の方も多いのではないでしょうか。

そうなると出てくる要望は「Macbookを家でサブディスプレイ化したい」というものだと思います。

一応Macbookをサブディスプレイ化するソフトもあるにはありますが、いずれも高額で簡単には手が出せません。

 

今回は比較的安くMacbookをサブディスプレイ化する方法を見つけましたので皆さんにシェアします。

とはいえ、今回紹介するのは完璧な方法ではないので後半では課題なども述べます。

 

方法

一言で言うと、「Chromeリモートデスクトップを使う」です。

 

リモートデスクトップを使うとホスト(今回はWindows PC)のディスプレイをクライアント(今回はMacbook)に映すことができます。

もちろん、そのままリモートデスクトップを使うだけだとメインモニターの映像が複製されるだけで何の意味もありません。そこで必要になるのが「仮想ディスプレイアダプタ」です。

 

仮想ディスプレイアダプタをHDMI端子やDisplayPort端子などの映像出力端子に差し込むことで、内部的にモニタとして認識させることが出来ます。

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この仮想ディスプレイをリモートデスクトップで表示させることで、擬似的にMacbookをサブディスプレイ化することができるのです。

 

サブディスプレイを使わないときは

Macbookを他の用途で使うなどサブディスプレイ化しない間もPCの内部的にはディスプレイが複数接続されている判定がされているため、メインモニターの端にマウスカーソルを持って行くとそのまま仮想ディスプレイの方にカーソルが移動してしまいます。

これは日常使いでは不便なため、使わない間は仮想ディスプレイを無効化しましょう。

単純に仮想ディスプレイアダプタを取り外しても良いですが、何度も繰り返してコネクタがガバガバになっても嫌なので、システム的に無効化します。

Windowsの設定からシステム→ディスプレイと進んで、一番上のエリアの右下にあるボタンをクリックすると下の画像のようにマルチディスプレイ環境の設定を変更できます。

設定からメインのみに表示するか、画面を拡張するか選べる

この設定から、サブディスプレイ化するときだけ「表示画面を拡張する」を選び、使わないときは「1のみに表示する」を選びましょう。

 

問題点

現状、解決策が見つからない問題点もいくつかあります。

遅延がある

これが現状最大の問題点の1つです。
私が今回紹介した方法を用いる用途としてはパワーポイントのスライドショーを画面共有する際の利便性向上でした。メインモニターに発表者ツールを映しMacbookに確認用のスライド画面が映っていればいいので遅延はそれほど大きな問題にはならないのですが、Macbookに映っているサブディスプレイで作業をするのは少し難しいです。

ただし、この問題は他のリモートデスクトップアプリを使うことで改善する可能性はあります。

ホスト操作のマウスカーソルが映らない

これが最大の問題点の2つ目です。
リモートデスクトップとしてMacbookで動かす分には操作が楽なのですが、ホスト側のカーソル操作はリモートデスクトップに反映されないためサブディスプレイでの操作がかなり制限されます。

【カーソルの解決策】
私の個人的な解決策は、「OBSの画面録画機能を使う」というものです。OBSというソフトではメインディスプレイやサブディスプレイなど好きな画面をソフト内に取り込むことが出来ます。

本来の機能はライブ配信などで画面のレイアウトを調整する(録画部分を少し小さくして、横にコメント欄を表示させるなど)ためのものなのですが、この機能を使うことで外部画面のマウスカーソルも見ることが出来ます。

そのため、サブディスプレイ化したMacbookの画面を操作するときだけOBSを見ながら行うような使い方をしています。

 

リモートデスクトップ中」のような通知表示がずっと出続ける

ホストが操作している間は不正利用防止のためか上記のような通知が出続けます。しかも最前面に出ているため、アクティブなウィンドウが有ってもその上に表示され続けます。

一応場所を移動させることはできるため、邪魔にならない場所に移動させましょう。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

私としては一番大本の目的は果たせたのでこれで満足ですが、あわよくばサブディスプレイも使って作業したいと考えていたのが頓挫したのが個人的には残念です。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。