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USBマイクがスリープ復帰後に無効になる原因と対処法

はじめに

最近、テレワークを始めとするDXが進みWeb会議などが広まったことにより、動画配信や音楽に関係ない方もマイクに注目するようになってきています。

 

かくいう私もそのうちの1人でして、先日USBマイクを購入しました。

(Marantz-マランツのmpm2000Uというマイクを導入しました)

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しかし、USBマイクを接続しているPCをスリープさせるとスリープ復帰後にマイクが機能しなくなるという問題が発生しました。

サウンドレコーダーソフトなどで確認するとよくわかるのですが、スリープ復帰後に録音ボタンを押してマイクに向かって話しても何も入力されません。

本当に録れていないか確認するために録音終了を押して再生しようとするのですが、「このファイルは再生できません」のような旨の表示が出るだけで再生できない状態でした。

 

今回はそんなスリープ復帰後にUSBマイクが使えない状態になる原因と対処法を発見しましたので、皆さんにシェアします。

 

USBマイクが認識されない原因

原因は「USBのセレクティブ サスペンドの設定」でした。

Windowsには「一定時間使用されていないUSB機器の電源を切る機能」が搭載されており、この機能によって消費電力低減やノートパソコンなどのバッテリー持ち向上に貢献しています。

 

例えば、一定時間使っていないマウスを動かすと最初の一瞬は反映されなかった経験は皆さんもあるかと思います。

あの一瞬の間はUSBのセレクティブサスペンド機能によって電源が切られており、マウスに入力があったことがわかって改めて電源が入るため電源が入るまでの間に入力された内容が反映されないのです。

 

同じことがUSBマイクでも言えます。

スリープ状態にすることで、短時間でもUSBのセレクティブサスペンド機能が有効になりマイクが接続されているUSBポートへの電源供給が切られます。

マウスやキーボードであればキー操作などで再び電源が入るのですが、マイクの場合はそういった入力が出来ないのでいくらまっても電源が再び入ることがありません。

そのため、1回USBケーブルを挿し直すしかなくなるのです。

 

USBマイクをスリープ後も認識させる方法(対処法)

対処法は2つ。

1つはUSBの挿し直しです。しかし、スリープ復帰後に毎回挿し直すのも大変です。

そこで私としてはもう1つの対処法をお勧めします。

 

もう1つの対処法は「USBのセレクティブ サスペンドの設定を無効にする」というものです。

以下に設定変更のフローを簡単に書いていくので、沿って進めてみてください。

 

  1. Windowsキーを押してスタートメニューを表示。「コントロールパネル」と入力してコントロールパネルを起動。
  2. 「システムとセキュリティ」をクリック。
  3. 「電源オプション」をクリック。
  4. 「プラン設定の変更」をクリック。
  5. 「詳細な電源設定の変更」をクリック。
  6. 「USB設定」→ 「USBのセレクティブ サスペンドの設定」をクリック。
  7. 設定が「有効」になっているはずなので、クリックして「無効」に変更。

これでUSBのセレクティブサスペンド機能が無効になったはずです。

試しにPCをスリープさせてから復帰させてみましょう。おそらく、スリープ復帰後も問題なくUSBマイクを使える状態になっているはずです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

まさかWindowsに備わっている機能のせいでユーザー体験が損なわれていたとは思いませんよね。

しかし、Windowsの良いところはそんなディープな設定もユーザーの好みに合わせて変えられるところにあると思っています。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。