シュミシュミット通信

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REALFORCEをパームレスト(リストレスト)無しで使う

はじめに

この記事ではREALFORCE(リアルフォース)のキーボードーをパームレスト無しで使えるかどうか、パームレスト無しで使う際のおすすめのコツなどを紹介します。

 

私はREALFORCEを使い始めてから数ヶ月程度ですが、購入を迷った大きな原因として「パームレスト」がありました。

パームレストは確かにあれば打ちやすくなるのかもしれませんが机の上がゴチャゴチャしてしまいますし、何よりキーボードを机の上で気軽に移動させにくくなります。

軽くキーを打ちたいだけなのにわざわざパームレストを使うのも面倒です。

 

そんなわけでパームレストを使いたくなかったんですが、使用例をネットで調べようとしても「Filcoのウッドパームレストが最高」みたいな記事ばかりで、パームレストなしで運用しているといった記事が全然見当たらないという現実。

正直、長持ちするなら少し高額でも全然良いんですが、値段よりも机の上でスペースを取られるのが耐えられません。

 

ということで、自分で人柱としてパームレストなしで使ってみようと思った次第です。

 

私の環境

・一ヶ月あたり10万字前後のタイピング数。

・30g荷重で数字キーありの静音キーを使用(REALFORCE)。

・体格は割と大柄。普通の日本人の手よりは大きいかと思います。

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実際にレスト無しで数ヶ月使ってみて

いきなり結論からですが、普段使いには何の問題も無いです。

これは私の手が大きめということも原因としてあるのかもしれませんが、多くの場合で手の疲れを感じることはありませんでした。

ただし、レストの有無によるものかはわかりませんが全く疲れを感じないかと言われるとそうで言うわけでもないです。

そこで私が数ヶ月レスト無しで使ってきて編み出した疲労軽減のための簡単な対策を3つ紹介します。

 

疲労軽減策 その1

「キーを打っていない間、手をキーの上から離す」

簡単に言い換えると、定期的に手を休ませるということです。

どのような用途でタイピングするかにも寄りますが、数時間連続でタイピングし続けることはそこまで多くないと思います。

そういったマウスをいじっていたり次の文章を考えているタイミングでは手をキーの上から離し、机の上に置きましょう。

それだけで作業終了時の疲労度は激減しました。

 

疲労軽減策 その2

「机の端を利用する」

パームレストというのは手首を上に持ち上げてやることで手を上に持ち上げる角度を緩やかにするものだと思います。

では、その角度は何に依存するかというと、「キーボードの高さ」、「手首の位置」、「肘の位置」の3点に依存していると思います。

キーボードの高さは単純に高いとその分手を高く上に上げる必要がありますし、手首の位置はキーボードより低いほどより高く手を上に持ち上げる必要があります。

そして意外と盲点なのは肘の位置でして、これが高いほど相対的に手首における手を上に持ち上げる角度がきつくなります。

 

キーボードの高さはREALFORCEを使っている以上は変えられませんし、手首の位置はパームレストを使わないという選択上変えることが出来ません。

そのため、肘の位置を変えることで負担を減らせるのではないかと思ったのです。

 

具体的には、キーボードを机の手前側に持ってきて、手首が机の縁に乗るようにします。

次に椅子の肘掛けの高さを調節してキーボードを打つ際に手首の角度が緩やかになるようにします。

これだけでOKです。

 

疲労軽減策その3

「キーボードの背面にあるスタンドは立たせる」

スタンドを立たせていない状態で使用していると、キーボード上部のキーを打つ際に少し指を奥へと伸ばすような動作を必要とします。ファンクションキーを打つ際の手の動きに近いです。

ファンクションキーの場合はそこまで頻繁に使う物ではないので良いのですが「E, R, T, Y, U, I, O」などのキーの使用頻度は相当高く、打つ度に指を伸ばす動作をしていると一瞬で手に疲労がたまります。

 

スタンドを立たせることでキーボード上部にも指が簡単に届くようになるので、手にたまる疲労が一気に軽減します。

 

 

おわりに

私は上記の2つの対策によってパームレストなしでの快適な運用が可能になりました。

ただし、手の大きさ、筋肉の多さなどキーボードの使用感にはどうしても個人差が出てきてしまいます。

この記事が参考になれば幸いですが、あくまでも一例として参考程度に捉えていただければと思います。

それでは。

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