シュミシュミット通信

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WordかPagesかGoogleドキュメントのどれを使うか真剣に考える〜その1〜

これは私がワープロソフトを決めるまでの流れを追った備忘録である。

自分自身の考えの整理のためにも書いたものを投稿しているので、みづらいところがあるかもしれない。

 

私はこれまでMicrosoftOfficeしか使ったことがなかったので、情報収集も含めて一からの作業となった。

 

 

始まりはパソコンの買い替えだった

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サブのノートはwindows、メインの据え置きはmac

メイン機をwindowsからMacに変えた。それだけでほぼ初Macの私にはかなりの変化を伴うことになった。もちろん様々な違いがあるが、一番「ウザかった」のは日本語入力時のファンクションキーの動作である。

すでにご存知の方も多いと思うが、windowsであればローマ字モードで入力した際、f6を押せば全角ひらがな、f7を押せば全角カタカナ、f8を押せば半角カタカナ、f9を押せば全角アルファベット、f10を押せば半角アルファベットに一発で変換できる。

これがMacではできなかった。

 

wordがどうしても厳しい

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もちろん回避の方法はあって、ネット上に転がっている設定をすることでほとんどのソフトでwindowsと同様の挙動をさせることができるようになったのだが、あるソフトだけはどうしても変換できない。

そのソフトが「word」だ。謎のショートカットシステムや、謎仕様に阻まれてどう頑張ってもファンクションキー を押して変換ができなかったのだ。コントロールキーなどの組み合わせによる別のショートカットキーも知っているが、キーを二つ押すという面倒くさい操作を押し付けられるのは不本意である。(excelなど他のofficeソフトでは問題なく動作するのが不可思議である)。仕方なしと思ってしばらくはファンクションキー なしで打っていたのだが、最近「ライブ変換」機能を使い出してから再びファンクションキー 変換への渇望が復活。このままではいられないと思い、他のワープロソフトを検討する旅に出たのであった。

 

最初に検討したのはpages

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もちろんmacユーザーということで最初に検討したのはpagesである。pagesであればファンクションキー 変換が使える上、同じアップル製品ということで互換性も高いだろうと考えてのことだ。いざ開いてみるとUIのレイアウトは新鮮で慣れないものであったが、慣れれば使いこなせそうな気配はあった。私がいつも使っているBIZ UDP明朝のフォントも選択することができた。

 

ただ、互換性が心配・・・

ここまでかなり良さそうであったのだが、ここで互換性の問題を考えなければならない。メイン機はデスクトップのmacに変えたわけだが、サブ機は軽量性重視のwindowsノートPCを使っている。windowsで使う分にはwordに何の問題もないのでそのまま使いたいのだが、懸念点が一つある。pagesで.docファイル(.docxはレイアウトがおかしくなるらしい)を読み込めてもwordで.pagesファイルを読み込むことはできないのだ。一応pagesアプリから.doc形式のファイルに書き出すことはできるが、端末間の同期に一手間必要となってしまう。

加えて、これはしょうがないことだろうが今まで全ての作業用ファイルをonedriveに保存していたのが、pagesではicloudへの保存になるだろうということで面倒くささを感じてしまう。

 

ならサブのwindowsでもpagesを使うか?

という考えに至るのは普通だと思う。もちろん私もそう思って調べてみた。とりあえずwindowsでもpagesは動くようだが、アプリなどの独立した形ではなく、ブラウザ版のみの提供らしい。正直ブラウザ版に対してあまり良いイメージを抱いていない私は、それを知って途端にwindowsでpagesを使う気が失せてしまった。

 

それだけでなく

また、他にpagesを使っている人が全然いないというのも使うのを躊躇する要因の一つである。確かに世界的にみてもiOSよりandroidmacよりwindowsを使う人の方が遥かに多いのはわかるが、それにしてもpagesを使う人が少なすぎるのも事実である。機能的に問題があるのではないか?全く使ったことがないので、どのくらい違うかもわからない。「ワープロソフト 比較」などで検索していたのだが、そこでもう一つの選択肢に辿り着く。

 

 

Google ドキュメントはどうだろう?

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googleドキュメントは文字通りグーグルが提供するワープロソフトである。ネットでの評判はかなり良く、wordよりもこちらを推す声もかなりあった。ざっと調べてみたのだが、googleドキュメントのいいところを一言で表すと、「無料なのに超優秀」という言葉に尽きると感じた。現在、多くの人が使っているソフトがwordで、これは有料であるので同じような機能を持つ無料ソフトが人気が出ているという状態だ(私の調べが浅いだけかもしれないが)。すでにoffice365を購入している私にとってはなんのメリットにもならない。加えて、googleドキュメントには私が看過できない重大な欠点があった。

 

好きなフォントを使えない

最初に実際に変更できず、いくつかのサイトを見て好きなフォントを使えないことが仕様であると判明。私が普段愛用しているフォントが使えないだけでかなりストレスとなる。また、オリジナルのフォントであればwordとの互換性はpages以下ということも考えられる。また、拡張子の互換性もpagesと同様であった。試しに.gdocファイルをwordで開いてみたが、文字化けしてしまう。

 

そもそも・・・

googleドキュメントは独立したアプリではない。ブラウザ上で動くものなので、動作させるにはどのOSであってもブラウザを起動させないといけない。これはwindows版pagesと同様にマイナスポイントである。

 

 

結論

「とりあえずは」「部分的に」

pagesを使うことに決定。理由としては、wordとある程度の互換性が取れているということ、ファンクションキー 変換が使えるということ、サブ機での運用にだけ我慢すれば後は問題なさそうであるということなどが挙げられる。

 

ここで、なぜ「とりあえずは」なのかというと、ひとまず一月から半年ほど様子を見て決めようと考えたからである。wordとpagesの間でどのくらいレイアウトが崩れるかも使っていないから全くわからないし、端末間の同期がどれくらいスムーズに行くかもわからない。まずは使ってみてからの判断にしようというわけだ。

「部分的に」とした理由は論文などの体裁をしっかりと整える必要のある文章を作る際は今まで通りwordを用いることにしたからである。趣味や、友人とのやり取りで書類を作成する(私の場合は割とあるのだが)時はpagesを用いることにした。

 

というわけで

前段階での情報収集によって得られた結論は、wordからpagesへの移行をある程度の期間実施してみる、というものである。この記事が参考になるかはわからないが、ファンクションキー 変換を使わないのであればmacユーザーでも問題なくwordを使えるだろう。

数ヶ月後に覚えていたら「その2」の記事を投稿することにしよう。

 

それでは。