1. iPhoneにもセキュリティソフトが必要なんじゃないの?
実はiPhoneにはパソコンやAndroidスマホによくある普通のセキュリティソフトはありません。一見同じように見えるソフトがAppStoreにありますが、いずれもブラウジング時にワンクリック詐欺などの悪質なサイトをブロックする機能であるとか、接続しているwifiが安全かを教えてくれる機能のみです。
iPhone(iPadも)はサンドボックスシステムというのを導入しているため、端末にウイルスが侵入しても基本的には悪さをすることができないのです。
2. アプリの履歴(タスク)はこまめに消さないとダメなんじゃないの?
アプリの履歴とは、Androidでいう四角ボタンを押すと出てくるアレです。実はiPhoneユーザーも知らない人がいるんですが、iOSではタスクを強制的に切る必要はありません。Appleの公式サポートからも下のスクショのような指示が出されています。
iPhoneはメモリが足りなくなったら勝手に内部的にタスクを切ってくれます。メモリが多いAndroid機よりも多くのアプリを裏で開いたままにできたりするのはiOSが軽いソフトだからなんでしょうね。
もしかしたらAndroidも最新のものは似た仕様かもしれないので、確認したほうがいいかもしれません。
3. 戻るボタンがないので使いづらいんじゃないの?
この誤解はAndroid10を使用した人は抱かないかもしれませんね。Android10及びiOSは戻るボタンがありません。そのため、ネット検索やアプリなどで前の画面に戻るなどといったときに、アプリで用意された戻るボタン(当然アプリごとに場所が違う。たいてい左上)を押さないといけないとよく思われています。ただしそれは大きな間違いで、実際は画面の左端から中央に向かってスワイプすれば前の画面に戻れます。
ちなみにAndroid10であれば右端からのスワイプでも前の画面に戻れます。iPhoneで右端からスワイプすると次の画面に進みます。
4. iPhoneってAndroidよりも安定してるんじゃないの?
最近のiOSは機能の追加を優先して安定性を若干疎かにしている節があります。比較するAndroidスマホが何かにもよりますが、iPhoneも割とフリーズしたり変な挙動をすることがあるので注意が必要です。噂では、2020年にリリース予定のiOSからは安定性重視で開発しているとのことです。今後に期待ですね。