はじめに
ApplePencilを利用し始めてすぐの頃はおそらく全員が「ザラザラしたペン先無いかな」と考えるはずです。
しかしApple公式からそんな製品は出ておらず、諦める人とサードパーティー製の製品を買う人に分かれます。
ここで、1つの疑問が浮かぶはず。
ツルツルしたペン先だと書きにくいのはすぐわかるのに何故ザラザラのペン先をAppleは売らないのか。
今回はその真相について考察していきます。
考察
いきなり結論から言います。
ザラザラしたペン先を出さない理由、それはズバリ
apple pencilが英語用(英語圏で作られたもの)だから
です。
具体的にどういうことか説明して行きます。
そもそも、ApplePencilでザラザラしてほしいのはどんなときでしょうか。
答えは簡単、文字を書くときです。
それ以外の通常の操作にApplePencilを使う際は、むしろツルツルしてくれた方が操作が楽でしょう。
では、何故文字を書くときだけザラザラした方が良いのか。
それは、日本語を書く際に「とめ」、「はね」、「はらい」を表現する必要があるためです。
しっかりと止めてハネやハライなどと区別するためにはある程度ザラザラしている方が都合が良いです。
一方でアメリカで用いられる英語では、はねやはらいといった表現技法は存在しません。
むしろ筆記体のように全てを繋げて書く技法も存在していて、ペン先がツルツルしている方が書き進めやすいと言えます。
こういった違いは実はApplePencil以外の場面でもよくわかります。
代表的な例としては筆記具です。
日本では鉛筆やシャーペンなどの比較的ザラザラした筆記具が広く使われています。
一方でアメリカではボールペンなどのツルツルした製品が多いです。
もちろん文化の違いもありますが、それだけでなく文字自体の書き方の違いも要因の1つだと言えるでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ツルツルしている方が単純に操作がしやすいというだけでなく、文字を書く際の特徴にも要因の1つがあったと考えられます。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。