はじめに
バッテリー持ちが良いのがiPadの特徴の一つですが、ずっと使っているとバッテリーが減っていくのは当然の話。
そこで充電ケーブルを挿して充電しようとしたとき、なぜかバッテリーのアイコンの位置に「充電停止中」と表示されて充電されない状態になることがあります。
よくわからない状態になってうざいと感じる方もいるかもしれません。
今回はそんな状態になってしまう理由と対処する方法、解除する方法についてお伝えしていきます。
原因
電力が足りていないことが原因です。
皆さんそれぞれ様々な状況下でiPadを充電しようとしていると思いますので全員に当てはまるとは限りませんが、ほとんどの方の原因はこれだと思います。
電力が足りていないとはどういうことかというと、iPadを動かすのに必要な電力よりもiPadを充電する電力が低いため、電力自体は供給されていてもバッテリー残量が増えなくなるということです。
逆にいうと電力自体は供給されているので、スリープ状態にしてあるなど電力消費が穏やかな状態であれば、「充電停止中」の文字のままでもゆっくり充電されていきます。
電力が足りなくなる原因は主に2つ。
1つはiPadに挿し込むケーブルです。安いケーブルだと大きな電力を供給できないため、必然的に電力が足りない状況に陥ってしまいます。
2つ目は電源側です。ACアダプタやパソコン、モバイルバッテリーなどがこれに該当します。
これらの電源の出力が足りないと、電力不足に陥ってしまいます。
設定の変更などでの解決は出来ないので注意が必要です。
なお、Macでも同様に「充電停止中」の表示が出ることがあり、こちらの場合はApple公式のサポートページにも載っています。
Macのバッテリーの状況が「充電停止中」の場合 - Apple サポート
このサポートページでも、「接続している電源がバッテリーを充電するには不十分」なときに表示されると書かれています。
対処法
対処法は2種類だけ。
1つはケーブルを変える。
もう1つは電源を変える。
例えばパソコンからの出力、特にノートパソコンからの出力だと供給できる電力が小さくなりがちです。
また、ケーブルも安いものは電力が小さくなりがちです。
可能であればiPadに付属していた純正ケーブル、ACアダプタを使いましょう。
↓ Apple純正以外でも、このような電源アダプタを使うことで解消できます。参考までに。
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おわりに
いかがでしたでしょうか。
iPadの「充電停止中」がなんなのか、モヤモヤしていた方も多かったと思います。
実際はちゃんと電気が流れていて、遅いながらも充電することもできますのでご安心ください。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。
追記
iPadを充電出来ない人が多かったようで、2021年の10月にApple公式サポートが公開されました。
基本的に当記事で書いた内容と同じですが、下にリンクを張っておきます。