はじめに
2020年、満を持して販売開始されたPS5、ストレージが825GBしかないという特徴があります。
近年の大容量化したゲームを大量にインストールしようとすると825GBでは割とすぐ一杯になっていまいます。
といっても「PS5の」ゲームは外付けドライブ(HDDやSSD)に格納している状態で起動することができないことには注意が必要です。
外付けドライブは主にPS4のゲーム用としての使用がメインになってくるかと思います。
さて、外付けドライブを使う上で重要なファクターはデータの転送速度です。
転送速度が遅いとゲームの起動が遅くなったり、マップ移動などのロードに時間がかかってしまう等のデメリットが発生してしまいます。
実はPS5に搭載されている4つのUSB端子、端子によって速度が違います。
そのため、誤った端子に接続してしまうと外付けドライブの性能を生かしきれない場合があります。
そこで、今回はPS5に搭載されているUSB端子のデータ転送速度について書いていきます。
PS5のUSB端子
端子の種類
そもそも、PS5にはどの種類のUSB端子があるのでしょうか。
まず本体前面にType-C端子とType-A端子が1つずつ。
そして本体背面にType-A端子が2つあります。
念のため端子の種類について説明します。
転送速度と規格
この4つのUSB端子の中で、速度が違うのは本体前面についているType-A端子の1つだけです。
それ以外の3つの端子は全て同じ速度でデータ転送可能です。
本体前面のType-A端子
唯一速度が違うこの端子は規格で言うとUSB2.0となります。
この規格は2000年に発表された規格で、割と古いものとなっています。
データ転送速度でいうと480Mbps程度となります。
いわゆる低速な通信しかできません。
ソニー公式からも外付けHDDをこの端子につなぐのは避けるよう書かれています。
逆にワイヤレスコントローラーを有線で繋げる際は、この端子に繋げるようにアナウンスされています。
本体前面のType-C端子と本体背面のUSB端子
これらの端子は規格でいうとUSB3.1 gen2相当となっています。
この企画は比較的新しいものです。
データ転送速度で言うと最大で10Gbps出ます。
これはUSB2.0規格である本体全面のType-A端子と比べて約20倍という超高速通信が可能であることを意味しています。
ソニー公式からは、外付けのUSBストレージやPS5用のHDカメラはこちらの端子に接続するようアナウンスされています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
端子によって転送速度が違うことがわかっていただけたと思います。
皆さんも外付けのドライブなどを使う際は、接続する端子に注意しましょう。
今回の情報のソースは下記のリンク先となっています。
この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。