walkmanのDAC機能をMACで使いたい
最近の中間グレード以上のウォークマンにはUSB DAC機能が搭載されています。
この機能を使うことでパソコンに保存してある曲やYouTube、サブスク系などの音をウォークマン経由で出すことができるのです。
最近はCDを出さずにネット上だけで公開している曲も少なくないので、そういった曲を高音質で楽しみたい人にとっては必須の機能といえるでしょう。
Windowsなら不自由なく使えるけど・・・
WindowsでウォークマンのUSB DAC機能を使う場合、ドライバさえ公式サイトからインストールすれば特に不自由なく使えます。
しかし、Macについては「Hi-Res Audio Player for Mac」をインストールして再生しろとしか書いておらず、Mac本体に保存している曲しか聴けないかのように書かれています。
私の場合はむしろYouTubeやサブスク系の音楽を聴くためにDAC機能を使いたかったので、これは拍子抜けでした。
ソフトを入れてみたけど・・・
実際、インストールしろと言われているソフトを入れてみましたが、本当にただの音楽再生アプリでWindowsのドライバ的な機能は全く含まれていません。
仕組みも、指定したオーディオファイルを読み込んで再生する程度の簡易なもの（良く言えばシンプルです）。
しかし、以下のやり方で簡単にDAC機能を使えるようになりました！
本題〜鍵は2つ〜
ここから先が本題です。当記事を読みながら作業を行う場合は、DAC機能対応ウォークマンをMacに接続の上、ウォークマン本体を操作してDAC機能をオンにしてください。
裏技ではないので発生しないとは思いますが、トラブルがあっても自己責任でお願いしますと一応言っておきます（私は問題なく使えてます）。
1つ目：設定＞サウンド＞出力
システム環境設定の「サウンド」という項目をクリックしてみてください。すると、「サウンドエフェクト」、「出力」、「入力」というタブがあるはずなので、出力をクリックしましょう。
正常にウォークマンと接続されていればMac本体のスピーカなどと並んで「WALKMAN」という表示があるはずです。クリックしましょう。
1つ目の段階ではまだDAC機能が機能しないと思います。YouTubeなど専用ソフト以外で試しに再生してみてください。ウォークマンから音が出力されたなら2つ目の作業は必要ありません。
2つ目：Audio MIDI設定
Macにプリインされているアプリで「Audio MIDI設定」というものがあるはずです。アンインストールできない類のアプリのはずなので、Launchpadを開いて探せば必ずあります。finderでもアプリ名で検索をかければ出るはずです。見つけられたらアプリを起動しましょう。
ウォークマンが正常に接続されていれば、左の項目の中にWALKMANがあるはずですのでクリックして選択しましょう。
選択できたら、右側の「フォーマット」という表示に注目してください。
フォーマットの右側の「2ch 〜〜」というところをクリックすると他のオプションを選択できるようになるはずです。
その中の「16ビット」と書いてある項目をどれでもいいのでクリックして選択してください。
これで準備完了です。
もうDAC機能を使えるはずです
試しにYouTubeなどで音楽を再生してみてください。正常にウォークマンから音が流れるはずです。
切り替えに数秒かかるので、切り替え直後は音がならない可能性があります。少し待ってから再生してみましょう。
うまくいかない場合は、別の周波数(〜kHz)の「16ビット」のオプションを選択し直して再生してみましょう。それでうまくいくはずです。
注意点
接続解除する際は、Mac上でオーディオ出力を元のスピーカーなどに戻してからにしましょう。私の機種だと、そのままケーブルを抜くとウォークマン側がフリーズのような状態になります(一応、ウォークマンの再起動で直ります)。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
私の場合は、この方法で快適にDAC機能を使えるようになりました。
一度設定すれば後は二度と設定する必要はないのでご安心ください。
それでは。
