シュミシュミット通信

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スキャンでエラーが発生する原因と対処法【インテルドライバー&サポート・アシスタント】

はじめに

自作PCなどでインテル製のチップが入ったWi-Fiアンテナを増設した際、ブラウザベースでチップドライバを更新できる「インテルドライバー&サポート・アシスタント」。

 

しかし、何故か「スキャンの実行中にエラーが発生しました。」という表示とともに更新できなくなることがあります。

 

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スキャンの実行中にエラーが発生しました。

 

今回はエラーが発生してしまう理由と対処する方法についてシェアします。

 

 

原因と対処法

結論から言うと、エラーの発生要因は「ブラウザ」です。

具体的にはブラウザの広告ブロック機能が悪さをしています。

 

Chromeなどはデフォルトでは強力な広告ブロックが無いので問題ないですが、Braveなどはデフォルトの設定でも強力に広告ブロックしてくるため、影響が出やすいです。

Chromeについても、拡張機能などで広告ブロックを有効にしている場合は影響が出る可能性があります。

 

対処法としては、インテルドライバー&サポートアシスタントのURLを広告ブロックの適用外に指定すれば問題ありません。

BraveであればURLバーの右側のボタンでBrave Shieldsをオフにすれば大丈夫です。

 

ドライバーサポートアシスタントのページには元々広告が表示されません(当記事執筆時点)のでご安心ください。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。

AFMF(AMD Fluid Motion Frames)を有効にする方法

はじめに

最近のAMD Softwareのアップデートにより、とうとうAFMF (AMD Fluid Motion Frames)を有効化できるようになりました。

しかし、アップデートしてAMD Softwareの設定を見てもどこからオンに出来るのかが分からない方もいるかと思います。

 

今回はAFMFをアクティブにする方法について簡単に解説します。

 

AFMFとは

AFMFはAMDが開発したフレームレート向上機能のことで、実際のフレームとフレームの間にGPUが生成したフレームを挿入するというものです。
Nvidiaには長らくDLSSというフレームレート向上機能が搭載されていましたがAMD陣営には無く、今回で待望のフレームレート向上が可能になるという流れなのです。

 

この機能はフレーム生成にGPUパワーを使うため、比較的パワーがあるRX6000シリーズおよびRX7000シリーズ限定の機能となっています。

1点注意点として、この機能はGPUがフレームを追加で生成して挿入するため遅延が発生してしまいます。そのためFPS(First Person Shooting) などの対戦・競技ゲームへの適用はお勧めできません。

Cyberpunk2077やStarfieldなど超重量級のゲームへ適用することをお勧めします。

 

有効化の方法

まず、まだの人はAMD Softwareを最新版にアップデートしてください。

AMDからの推奨ソフトウェアバージョンの設定は下の写真のような「推奨+オプション」となっています。
この設定にした状態で「アップデートを確認」ボタンからアップデートしましょう。

2024/01/24時点

アップデート後、AMD Softwareの「ゲーム」タブをクリックします。

ここにはPCで起動したゲームの一覧が表示されているため、AFMFを有効化したいゲームをクリックします。

「ゲーム」タブ画面

例えばCyberpunk2077をクリックすると、下の画像のような画面に切り替わります。

この画面では、ゲームごとにグラフィック設定を変更することが出来ます。
ここで、設定の上から3つ目に「AMD Fluid Motion Frames」という項目がありますから、有効にしたい場合はトグルをクリックしましょう。

Cyberpunk 2077をクリックした後の画面

 

効果

実際にAFMFをオンにしてCyberpunk2077をプレイしてみました。

ゲーム内のグラフィック設定はこんな感じ。

・解像度:3440×1440、HDR10 PQ

レイトレーシング:ライティングとパストレーシング以外オン

・FSR2:自動

・ベーシック:視野角100、被写界深度オン

・詳細設定:全て一番上の設定

 

そして私のPC環境がこんな感じ

Ryzen 5900X (Assasin3)

Radeon 6800XT (Red Devil)

・32GB RAM

 

この状態で、適当にクリアデータをロードして人混みに来たときのスクリーンショットがこちらになります。

RX6800XT サイパンAFMFオンでのfps

fps(frames per second)が低いように見えるかもしれませんが、10前後は上がっています。
人が少ない場所だと更に10程度上がって50fps後半くらいです。

 

遅延は意識してみると確かに若干感じますが、シューティングであっても一人プレイのゲームであればストレスなく遊べるレベルかと思います。
遅延よりもfps向上のメリットの方が大きいと感じます。

 

元々50を普通に超えるくらいfpsが出ているゲームで、60fpsがモニターの上限といった場合は、遅延との兼ね合いでどちらをとるのか悩むことになりそうです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

Radeon系はどうしてもレイトレーシングが苦手なので、レイトレーシングをオンにして楽しみたいときはかなり必須級の機能ではないかと思います。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。

それでは。

iPhoneの「ショートカット」で実行するかどうかを確認する通知を出す方法

はじめに

使いこなせると便利なiPhoneのショートカットアプリ。

オートメーションについては実行するかどうかを通知で確認する機能が付いていますが、通常のショートカットでは同様の機能がどこにあるのか分かりづらいです。

今回、私自身が色々試行錯誤した結果、かなり簡単に確認通知を出す方法を見つけたので、皆さんにシェアします。

 

確認通知を出す方法

ズバリやり方を言うと、「結果を表示」を使います。

「結果を表示」は任意の変数を通知として表示することができるコマンドで、完了かキャンセルのボタンを押すことが出来ます。

変数に何も入れないとこうなる

ここで「完了」ボタンを押すとショートカット内の次のコマンドが実行されます。
逆に「キャンセル」ボタンを押すと、そこでショートカットの実行は止まります。
どちらのボタンを押した場合でも通知は完全に消えるので、通知センターには残らないです。

 

そのため、if文のようにユーザーの入力に応じて実行する、しないを分岐できるのです。

 

上の画像では「結果を表示」コマンドの変数に何も入力していないのでテキストファイルのようなものが表示されていますが、ここには任意のテキストを入力出来ます。
そのため、下の画像のような表示も可能です。

 

実際には既にショートカットが起動しているわけですが、見た目的にはこれからショートカットが起動するかのような状態となります。

選択肢が「実行」ではなく「完了」なのが唯一の欠点ですが、動作としては問題ありません。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ショートカット関連のコマンドは調べても中々出てこず、自分で試行錯誤するしかない現状です。
私も、このコマンドを見つけるまでに数十分掛かりました。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。

MATLAB Driveのファイル同期でエラーが出たときの対処法

はじめに

Matlabで作業をする際、Matlab Driveを使うことで異なるコンピュータでもファイルを共有して作業することが出来るメリットがあります。

しかし、問題が発生することもしばしば。私自身、少し前の話ですがMatlab Drieで同期エラーが発生して上手く使えないという問題が発生しました。

そのときの問題は何とか解消出来たので、今回はMatlab Driveのファイル同期におけるエラーが発生した際の対処法についてお教えします。

 

環境

Matlab2021 & Matlab2022

 

発生した問題

特定のフォルダ内のファイル全てで同期エラーが発生しました。
同期できていないため、他のコンピュータでは該当フォルダ内のファイルを見られません。

このエラーは該当のフォルダを削除しても解消されませんでした。
また、MATLAB Driveアプリ自体を1回アンインストールして入れ直しても解消されません。

 

解決方法

私の場合、試しにやってみた方法が上手く作用しただけなので、全ての人に当てはまる解決策では無いと思われます。
あくまでも参考程度にご覧ください。

 

まず、デスクトップなどにフォルダを適当に作り、その中に該当フォルダの中身をまるごと移動させます。
この「移動」がポイントです。

同期エラーでファイルが存在しないのであれば、削除は意味がありません。しかし、移動であれば、同期エラーの状態でも実行可能なようです。

 

移動させる際、中身にフォルダが含まれていても問題ありません。
例えばフォルダの中にフォルダが入った入れ子状態になっていても、いちいちファイルだけ抜き取る必要は無いということです。

 

中身を移動してから少し待つとエラーが解消されます。

エラーが解消した後は、元あった場所にフォルダの中身を戻せばokです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ファイルの同期エラーは、Onedriveなどの他のクラウドサービスでも起こりうる問題でしょうから、今回の解決方法を転用することも出来るのではと考えています。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。

 

 

【Apple Music】MacのAudio MIDI設定を毎回いじるのが面倒になったら【USB DAC】

はじめに

この記事は普段MacにUSB DACを接続してイヤホンやヘッドホンで聴く方向けとなっています。
スピーカーシステムなどは考慮していません。ご注意ください。

ーーー

AppleMusicは追加料金無しでロスレスハイレゾ音源を聞けるのが魅力ですよね。

実際、MacとUSB DACを繋げてハイレゾ音源のストリーミング再生を楽しんでいる方も多いと思います。

 

ただ、AppleMusicは曲によってサンプリングレートやビットレートが大きく異なります。
DACの中には44.1kHz系と48kHz系で発振水晶体が分けられていることも多いので、Audio MIDI設定で音源に合わせた出力に毎回変える必要があるのです。

一曲ごとにサンプリングレートなどが変わることもよくあるので、最高の状態で聞きたい場合は非常に面倒な操作が強いられるわけです。

 

今回は、この問題を解決する方法を見つけたのでシェアします。

 

 

解決策

解決策は簡単で、MacではなくiPhoneを使えば良いのです。

 

iPhoneからデジタル出力すれば、自動でビットレートやサンプリングレートを変えてくれます。
Macとは利便性が段違いです。

 

最近出てきたUSB-CのiPhoneはもちろんのこと、Lightning端子を搭載するiPhoneであっても、Apple純正のカメラアダプタを噛ますことでUSB接続が可能です。
充電しながら利用可能な製品もあるので、リンクを貼っておきます。

www.apple.com

 

私自身、ウォークマンのUSB DAC機能を利用してApple Musicでロスレスハイレゾ音源を楽しんでいますが、iPhone経由にしたことでストレスフリーに音楽を楽しめるようになりました。

syumischmidt.hatenablog.jp

 

皆さんにもお勧めできる良い方法だと思います。

Androidユーザーの方については、2023年リリースのAndroid14から排他モードでのロスレスUSBオーディオを利用可能です。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

方法としては単純ですが、Macを使うことが前提だとなかなか思いつかないと思います。

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。

povoの開通時に通信できない時の原因と対処法

はじめに

 

皆さんは、どこの携帯キャリアで契約していますか?

最近だと大手キャリアの格安プランであるahamo(アハモ)やpovo(ポヴォ)、LINEMO(ラインモ)が人気かもしれません。
中でも、au系の格安プランであるpovoはJRと相性が良いと言われ、都心から地方までバランスよく通信エリアが充実していることが特徴です。

 

一方で、povoを開通したのになぜか通信ができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はpovoを新たに開通した際にありがちな通信問題について解説します。

 

通信できない原因と対処法

通信できない原因は「トッピング方式」にあります。
povoは他のahamoやLINEMOと異なり、基本料金0円の状態から通信プランを追加していく形となっています。

そのため、開通しただけでトッピングを追加していないと速度制限がかかった状態となってまともに通信できなくなってしまうのです。

 

考えてみれば簡単な原因ですが、初めてpovoを利用する人からしたらびっくりしますよね。

 

解決方法は簡単で、povoのトッピングを追加すれば良いだけです。
一般的にpovoのトッピングはアプリ経由で行います。一度アプリをインストールできれば、通信制限中でもスムーズに動作するため、アプリだけはwi-fi環境下でしっかりダウンロードしておきましょう。

あとは好みのトッピングを選んで購入すれば大丈夫です。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

知っていれば呆気ない理由ですが、私も最初にpovoを使い始めた時は原因がわからず焦りました。
(esimの設定が悪いのかと思ってesimを再発行してしまったのは内緒です)

 

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。

Macのカレンダーで予定を追加する際、カレンダーを選択する方法

はじめに

皆さんはMacApple純正のカレンダーアプリを使っていますでしょうか?
直感的に操作できたり、icloudoutlookのメールを一元管理できることから、純正のカレンダーアプリを他サービスと併用しているケースも多いと思います。

 

そうした複数のカレンダーサービスを一元管理している場合、新たに予定を追加する際にどのカレンダーサービスで追加されるのか分からず、とりあえず予定を追加して後から右クリックして変更している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかも、Apple公式のサポートで調べようと思っても、なかなか欲しい情報が見つからないですよね。

今回は、Appleの純正カレンダーにおいて、予定追加時にカレンダーサービスを指定する方法についてシェアします。

 

カレンダーの選択方法

まず、デフォルト設定では、左のサイドバーで選択しているカレンダーに予定が追加されます。
例えば、下の画像の例のような状態で予定を追加すると、icloudのカレンダーに追加されます。

カレンダーアプリのサイドバー

 

この設定は以下の2種類の方法で変更が可能です。

カレンダーアプリの設定

カレンダーアプリ内の設定から変更することで、どんなカレンダーサービスをサイドバーで選択していても特定のサービスにだけ予定を追加するように変更出来ます。

下の画像はカレンダーアプリの設定画面ですが、「デフォルトカレンダー」と書いてある項目を変えることで設定可能です。

カレンダーの設定で変更可能

 

予定追加時に設定

また、予定追加時にサイドバーでの選択以外の方法でも変更できます。

イベント名を入力する欄の右側にクリック可能なボタンがあります。このボタンをクリックすることで、元々選択していたものとは異なるカレンダーに変更可能となっています。

予定追加時に出てくるポップアップ

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。
「デフォルトカレンダー」という名称など、直感的には分かりづらいところもありますが、理解出来るとより便利に使えると思います。

この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは。